Mac App Storeで配信予定の「Xcode 15」のサイズは50%小さくなり、導入が容易に。

　Mac App Storeで配信予定の「Xcode 15」のサイズは50%小さくなり、より素早く導入可能なるそうです。詳細は以下から。

　Appleは日本時間2023年06月05日より、世界開発者会議(WWDC23)を開催していますが、Appleが先程更新したAppleプラットフォーム用IDE「Xcode」のプレビューページによると、次期「Xcode 15」はMac App Storeでの配信サイズが50%縮小されるそうです。

Xcode 15 is now 50% smaller on the Mac App Store, with downloadable simulator runtimes for all platforms. Enhanced code completion helps you write safer code faster, now referencing all your assets.

Xcode 15 – Apple

　WWDC23のPlatforms State of the Unionに登壇したXcodeおよびSwift Playgroundのシニアマネージャーを務めるKen Orrさんによると、Xcodeは現在AppleのDeveloperサイトとMac App Storeで配信されているものの、Mac App Store版はアプリケーションサイズが大きいことが問題だったそうですが、

次期Xcode 15は全てのシミュレーターランタイムをオンデマンド式にすることで、アプリケーションサイズを50%縮小し、素早く導入できるように改善するそうで、現在Mac App Storeで配信されているXcode 14のサイズが7.6GBとなっているので、次期Xcode 15は3.8GB程度に収まると思われます。

おまけ

　元AppleのNatalia Panferovaさんによると、Apple Developerサイト版のXcode 15もシミュレーターランタイムを別途ダウンロードする方法になっているそうです。

• Xcode 15 – Apple
• Watch the Platforms State of the Union – Apple