MicrosoftがApple M3チップを搭載したMacとParallels Desktop 19で作成した「Windows 11 on ARM」仮想マシンを正式に承認しています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2023年02月、Appleが2020年より販売を開始したApple Silicon M1とM2チップ搭載のMac上で、Windows 11を動かすためのソリューションとして、仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 18 for Mac」を利用した「Windows 11 on ARM」仮想マシンを正式に承認しましたが、
Microsoftは現地時間2024年01月17日、このサポートページを更新し、Apple M3シリーズのチップを搭載したMacとParallels Desktop 19 for Macを利用したWindows 11 on ARM仮想マシンを正式なソリューションとして認めると記載しています。
Parallels® Desktop バージョン 18 および 19 は、Apple M1、M2、M3 コンピューター上の仮想環境で Arm® バージョンのWindows 11 ProとWindows 11 Enterpriseを実行するための承認されたソリューションです。
Apple M1®、M2™、M3™ チップを搭載した Mac® コンピューターでWindows 11を使用®するためのオプション – Microsoft サポート
Parallelsは昨年11月、最新のParallels Desktop v19 for Macにおいて、Apple M3、M3 Pro、M3 Maxとの互換性が確認されたと発表しているため、今回の発表によりApple M3 MacのParallels Desktop 19 for Mac上で動作するWindows 11 on ARMがハードウェアとソフトウェア(ライセンス)的にも認められた事になりますが、
Windowsのライセンスは引き続きWindows 11 ProおよびWindows 11 Enterpriseのみが許可(Homeライセンスは不可)され、32ビットARMアプリやDirectX 12に依存するゲーム、Android/Linux用Windowsサブシステム、サンドボックス(軽量デスクトップ環境)、仮想化機能を使用してセキュリティで保護されたメモリ領域を作成するセキュリティ機能(VBS)など一部のセキュリティ機能はサポートされていないので、Apple Silicon MacでWindows 11を利用される方は注意してください。
- Apple M1®、M2™、M3™ チップを搭載した Mac® コンピューターでWindows 11を使用®するためのオプション – Microsoft サポート
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