OWCがアルミニウム製ヒートシンクを採用し高速なNVMe SSDの性能を最大限引き出せるUSB4エンクロージャ「OWC Express 1M2」を発売しています。詳細は以下から。
アメリカのサードパーティメーカーOWCは現地時間2023年12月07日、アルミニウム製のヒートシンクを採用し、より高速なNVMe SSDでも性能を最大限に引き出せる最大データ転送速度3,151MB/sのUSB4エンクロージャ「OWC Express 1M2」を新たに発売すると発表しています。
The Express 1M2 is the fastest single portable SSD we offer and was purposefully built to maximize the performance capabilities of today and tomorrow’s USB4 equipped Macs and PCs. Experience up to an astonishing 3151MB/s speed when you use the Express 1M2 with most Macs and PCs you own from 2020 and newer.
OWC Express 1M2 – OWC
OWC Express 1M2は約7.11 x 13.2 x 2.28 cmのエンクロージャ全体が大型のヒートシンクとなっており、内部にPCIe 4.0対応のNVMe M.2 2230 2242、2280サイズのSSDを1枚挿入することが可能で、現在のところ最大8TBのOWC Aura SSDまで検証できているそうですが、将来的には16TBのSSDにも対応(検証)予定で、
IOポートはUSB-Cポート1つのみで電源はバスパワー供給となっており、USB4仕様のためMacやPC、iPadOS 17以降のiPad、Android 13.xとiOS 17以降のモバイルデバイスとも互換性があり、Apple M2 Maxを搭載したMacBook Pro (14-inch, 2023)と8TB OWC Aura Ultra IVのベンチマークでは最大3,151MB/sのシーケンシャルRead/Writeを記録したそうです。
また、チップセットにはASMedia TechnologyのASM2464PDが採用されており、メーカー保証は2年で、内部にOWC Aura SSD 1TBを採用したモデルが219.99ドル、2TBモデルが299.99ドル、4TBが529.99ドル、8TBモデルが1,299.99ドルで、ユーザーが好きなSSDを利用できるようエンクロージャのみのDIYモデルも11.99ドルで発売されています。
容量 | 型番 | 価格 |
0TB | US4EXP1M2 | 119.99ドル |
1TB | US4EXP1MT01 | 219.99ドル |
2TB | US4EXP1MT02 | 299.99ドル |
4TB | US4EXP1MT04 | 529.99ドル |
8TB | US4EXP1MT08 | 1,299.99ドル |
DIYモデルのOWC Express 1M2パッケージにはUSB4ケーブルとドライバー、ゴム足が同梱されており、NVMe SSDを装着する際にはSSDとコントローラーが熱伝導シリコンパッドを挟んでアルミニウム製エンクロージャにしっかりくっつくように装着するなど、インストールする際の注意点も公開されているので、購入されてる方はチェックしてみてください。
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