Apple、開発者向けに「Game Porting Toolkit beta v1.0.2」をリリース。Apple Silicon向けに変換したWindowsゲームのレンダリングとパフォーマンスを向上。

Game porting toolkit beta 1.0.2 now available macOS 14 Sonoma
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 Appleが開発者向けに「Game Porting Toolkit beta v1.0.2」をリリースしています。詳細は以下から。

Game Porting Toolkit

 Appleは2023年06月に開催したWWDC23において、AirPodsやゲームコントローラーなどのBluetoothデバイスとMac間の遅延を下げるゲームモードを備えたmacOS 14 Sonomaを発表するとともに、開発者がApple Silicon MacへWindowsからゲームタイトルを移植するのを支援する「Game Porting Toolkit (以下、GPTK) beta」の提供を開始しましたが、

Game Porting Toolkit WWDC23

Appleは現地時間2023年06月30日付けで、新たに「Game porting toolkit beta 1.0.2」を開発者向けに公開しています。元MicrosoftやValveでXbox/Steam for Macの開発を担当し、現在はAppleでゲームプラットフォームを担当されているNat Brownさんは、07月04日の祝日(独立記念日)前で慌ただしくリリースしてしまったため、今後Change logsを公開する予定とのことですが、

GPTK v1.0.2では、32-bit環境の修正に加え、レンダリングおよび全体的なパフォーマンス、安定性が向上しているそうで、AppleGamingWikiのAndrew Tsaiさんによると、GPTK v1.0.2を適用するとパフォーマンスグラフ下に“Rosetta x86_64 v0.2 D3D12″という表示が追加されアップデートを確認できるそうで、

Game Porting Toolkit v1 vs v102

Apple M1 Maxチップ搭載のMacでは1080p解像度のElden Ringでフレームレートが4~5FPSと若干向上する一方、M2 Ultraチップ搭載のMacではCyber​​punk 2077でフレームレートが2倍になるケースも確認できたそうなので、GPTKを利用されている方は公式サイトからdmgをダウンロード/brew updateしてみてください。

brew update && brew upgrade apple/apple/game-porting-toolkit

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