Microsoft、Apple Watchを再サポートしたタスク管理アプリ「Microsoft To Do v2.97」をリリース。

　Microsoftのタスク管理アプリ「Microsoft To Do」がApple Watchに対応しています。詳細は以下から。

　Microsoftは現地時間2023年05月29日、同社のタスク管理アプリ「Microsoft To Do for iOS」の最新バージョンとなるv2.97をリリースし、同バージョンからApple Watchのサポートを開始したと発表しています。

You can now use To Do on your Apple Watch!

リリースノートより

WunderlistとMicrosoft To Do

　Microsoftは2015年に当時iPhoneの人気タスク管理アプリとなっていた「Wunderlist」を買収し、その後WunderlistをベースにMicrosoft To Doを開発した際に、WunderlistでサポートしていたApple Watchのサポートを終了、

Microsoft To Do for iPhoneのタスクをApple Watchと同期したい場合はAppleのリマインダー経由で同期して欲しいとユーザーに発表していましたが、ユーザーからの要望が多かったため、2022年にMicrosoft To Do for iOSアプリでApple Watchのサポートを予告し、2023年06月に提供を開始するとロードマップで発表していました。

Now, you can access Microsoft To Do on your Apple Watch. View, add and complete your tasks through your watch.

Microsoft 365 のロードマップより

　新たに(再び?)サポートされたApple Watchは、Apple Watchのコンプリケーションなどはサポートされていませんが、Microsoft To Do for iOSとのタスクの同期、閲覧が可能な他、新しいタスクの追加/終了マークといったことが可能なので、これまでAppleのリマインダー経由でデータをやり取りしていた方はアップデートしてみてください。

• Microsoft To Do – Microsoft
• Microsoft To Do – App Store