ParallelsがApple M1 Mac上のARM版WindowsでOfficeアプリを利用するとファイルが保存できなくなる問題があるとしてパッチを公開しています。詳細は以下から。
Parallels International GmbH.が開発&販売する仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 17 for Mac」シリーズは、Apple SiliconやmacOS 12 Montereyのサポートとともに、非公式ながらWindows on ARMの仮想化がサポートされ、最新バージョンではWindows 11のダウンロードからインストールまでをクリックだけで行うことができますが
Parallelsは現地時間2022年03月01日、Apple M1チップを搭載したMacでWindows on ARMの仮想マシンを実行中、Microsoft Officeなどのアプリケーションで、ファイルが保存できない不具合があるとしてパッチを公開しています。
When running Microsoft Office in Windows ARM on a Mac computer with Apple M1 Chip, you may encounter difficulties saving files. It can either be an error, or a destination folder resetting to “Network Shortcuts”.
Fix issues with saving files in Microsoft Office and other applications in Windows ARM on Mac computers with Apple M1 Chip – Parallels
この不具合は02月頃からParallels Forumsで報告されており、Apple M1 Mac上のWindowsマシンで、Officeなどのアプリを利用しファイルを保存しようとすると、エラーが出るか、保存フォルダが”Network Shortcuts”になってしまうというもので、
Parallelsは、この不具合は今後のアップデートで修正すると予定であると発表していますが、現在この問題が発生しているユーザー向けに一時的な回避策としてパッチ(prl_np.dll)を公開しているので、この問題に合われている方はサポートサイトをチェックしてみてください。
コメント
以前はストアアプリがインストールできなかったりExplorerが開かなかったりしたけど、Windows側ではなくParallelsのパッチで直るところが違和感を感じる。