Apple、iCloud同期をサポートしたアプリで”HTTP code 503″エラーが発生していた問題で、CloudKitのバックエンドを調査し修正を行ったと発表。

Sticker DoodleとTweetbotで確認したiCloud同期のステータス iCloud
Sticker DoodleとTweetbotで確認したiCloud同期のステータス
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 AppleがiCloud同期をサポートしたアプリで”HTTP code 503″エラーが発生していた問題で、CloudKitのバックエンドを調査し修正を行ったと発表しています。詳細は以下から。

iCloudのアイコン。

 昨年(2021年)末から、GoodNotesやTweetbotなどAppleのiCloud(CloudKit)を利用してデータを同期しているサードパーティ製アプリで、”HTTP code 503″エラーが発生しデータが同期できない問題が確認されていましたが、Appleは2022年01月末よりエンジニアリングチームが対応し、CloudKitのバックエンドを調査、問題を修正したそうです。

Sticker DoodleとTweetbotで確認したiCloud同期のステータス

Sticker DoodleとTweetbotで確認したiCloud同期のステータス

 Appleのjasonagさんによると、このエラーは一部のユーザーまたはコンテナ全体がリクエスト・スロットリング(制限)に似た状態になっており、特定の状態でCloudKitアプリに返されるエラー数が増加していたそうで、

Apple fixed CloudKit backend

Thank you for your detailed post outlining an issue you discovered in CloudKit. Our engineering teams investigated this issue on the CloudKit backend, and have implemented a fix. You should no longer see these error messages from the CloudKit console, or from devices running your app.

Service Unavailable Error on all CloudKit queries, HTTP 503, CloudKit error code 6 – Apple Developer Forums

昨年からCloudKitのステータスを監視してきたStreaks開発者のQuentin ZervaasさんやTweetbot開発者のPaul Haddadさんによると、上記の通り2022年01月末の段階でiCloudKitのステータスが正常になったそうなので、気になる方はSticker DoodleTweetbotなどiCloudのステータス状況表示機能を実装したアプリでチェックしてみてください。

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