iOS 16.2やmacOS 13.1 Ventura以降の「Advanced Data Protection for iCloud」でEnd-to-End暗号化されるデータのリストが公開されています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年12月07日、2022年内から2023年にかけてiMessageとApple ID、iCloudのセキュリティを強化するため、3つのセキュリティ機能を追加すると発表し、その内の1つである「Advanced Data Protection for iCloud」では、iCloudバックアップやメモ、写真などがEnd-to-End(E2E)暗号化に対応するとコメントされていましたが、そのE2E暗号化に対応するデータのリストが公開されています。
Appleによると、本日RC版がリリースされた「iOS 16.2/iPadOS 16.2」や「macOS 13.1 Ventura」では、アメリカのBetaユーザーがAdvanced Data Protection for iCloudを利用できるようになり、
現在E2E暗号化されているiCloudパスワードとKeychain、ヘルス、ホーム、iCloudメッセージ、Apple Payでの支払、Apple Cardの取引、地図、QuickType キーボードで学習した語彙、Safari の履歴やタブ、スクリーンタイム、Siri、Wi-Fiパスワード、Apple W1/H1 Bluetoothキーの他に、
Advanced Data Protection for iCloud will be available to U.S. users by the end of the year and will start rolling out to the rest of the world in early 2023.
iCloud data security overview – Apple
iCloudバックアップやiCloudドライブ、写真、メモ、リマインダー、Safariのブックマーク、Siriショートカット、ボイスメモ、ウォレットの9つのデータが新たにE2E暗号化されるそうで、この機能は年末までにアメリカで、2023年前半には全世界のユーザーにロールアウトされるそうなので、iOS 16.2やmacOS 13.1 Ventura Betaにアクセスできる方はチェックしてみてください。
- iCloud data security overview – Apple
コメント
AppleのE2Eは写真、メッセージ、検索を検閲しようとしたから何も信用できない
どっちに振りたいんだかしらんけどもうバックドアある事前提で使ってるよ。
元々1枚も写真保存してないけど
活動過保護とか言っても中国の弾圧にはビジネス天秤にかけて屈してるし。