Appleがシステム管理者向けにApple T2/Silicon搭載のMacを撮影するだけで管理することが出来る「Apple Configurator for iPhone」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは2021年06月にオンラインで開催したWWDC21で、システム管理者向けにiPhoneを利用してApple Silicon/T2チップ搭載のMacを素早くデプロイ(登録と初期設定)することが出来る「Apple Configurator for iPhone」を発表し、
Apple Business Manager(ABM)またはApple School Manager(ASM)を利用する管理者向けにBeta版を公開していましたが、現地時間2021年12月06日付けでこのApple Configurator for iPhoneが正式にリリースされたそうです。
iPhoneのApple Configuratorを使うと、自動デバイス登録で利用できるように、T2セキュリティチップまたはAppleシリコンを搭載したMacをApple Business ManagerまたはApple School Managerの組織に簡単に割り当てることができます。
Apple Configurator – App Store
WWDC21のセッションでも発表されている通り、Apple Configurator for iPhoneはABM/ASM管理対象のApple IDでサインインした後に、Apple Watchのペアリングと同じようにmacOSの設定アシスタントの国の選択画面が表示されているMacに近づけて表示されるアニメーションをスキャンするか、6桁のPINをマニュアルで入力するだけで、
Macへ情報が送信されシステム管理者はMacを自動デバイス登録用のMDMサーバに割り当てMacを管理することが出来ます。Apple Configurator for iPhoneを利用するにはiOS 15以上が必要で、登録可能なMacはmacOS 12 MontereyがインストールされたApple T2/Apple Silicon Macとなっているので、システム管理者の方は試してみてください。
追記
Appleはシステム管理者向けに「Apple Configurator for iPhone」のサポートドキュメントを公開しています。
Apple Configurator for iPhone enables you to add any Mac that has the T2 Security Chip or Apple silicon to your organization in Apple Business Manager or Apple School Manager so that you can use Automated Device Enrollment.
About Apple Configurator for iPhone – Apple Support
- Apple Configurator – App Store
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