macOS 12 MontereyへアップグレードしたMacで特定のスクリーンセーバーが表示されない/動かない不具合が報告される。

　macOS 12 MontereyへアップグレードしたMacで特定のスクリーンセーバーが表示されない/動かない不具合が報告されています。詳細は以下から。

　Appleが日本時間2021年10月26日にリリースした「macOS 12 Monterey」は機能を強化したFaceTimeや集中モード、ショートカットアプリ、テキスト認識表示、AirPlay to Macなど様々な新機能が実装されていますが、このMontereyへアップグレードしたMacでスクリーンセーバーが動かなくなる不具合が発生しているそうです。

When selecting the Photos library or a folder of photos, they do not render. Have tried various options (e.g., Classic, Ken Burns, etc.). No luck.

Screen saver broken in Monterey – Apple Community

　Apple Support Communitiesでの報告によると、表示されなくなったスクリーンセーバーはAppleの写真アプリ内のコンテンツを表示するフローティングやフリップアップ、反射、折り紙、シフトタイル、スライドパネル、フォトモビール、ホリデーモビール、フォトウオール、ビンテージ、Ken Burns、クラシックの12種類で、既に400人以上のユーザーが写真が表示されないまたはスクリーンセーバーが真っ暗になり止まったように見えると報告しています。

　スクリーンセーバーの不具合はmacOS 11 Big SurでもApple M1チップ搭載のMacでスクリーンセーバーを実行してしばらくすると、スクリーンセーバーが解除できなくなり、最悪Macを強制終了＆再起動しなければならない問題が発生していましたが、今回の問題はそこまで深刻ではなく、

Montereyで導入されたMontereyスクリーンセーバーやiMacのCMでも使われているハロースクリーンセーバーは利用できるそうなので、この不具合に遭われた方はスクリーンセーバーを変更してみてください。

おまけ

　ちなみに、macOS 12 Montereyの新しいスクリーンセーバー「Monterey」はモントレー渓谷のジオメトリをAlembic(.abc)ファイルで所持し、その間をカメラが移動しながらレンダリングしていくという面白い手法をとっています。

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