macOS 12 MontereyのインストーラーサイズはmacOS 11 Big Surと同じく12GBを超えているので、アップグレード前は空き容量を確認してください。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年10月25日、機能を強化したFaceTime通話アプリやMacにiPhoneやiPad、Macの画面やサウンドを転送できるAirPlay to Mac、画像からテキストを抽出するテキスト認識表示、ショートカットアプリなどを追加した「macOS 12.0.1 Monterey Build 21A559」を正式にリリースしましたが、そのインストーラーアプリの容量は12.16GBとなっています。
AppleはmacOS 11 Big SurからIntelのx86_64アーキテクチャに加えて、Apple Siliconのarm64アーキテクチャ用のアプリやライブラリなどを追加し、インストーラーアプリもUniversal Binary(またの名をFat Binary)化されているため、アプリのサイズが増えることは避けられませんが、
それに伴い、下位OSからアップグレードするために必要なMacのストレージ空き容量も増加しているので、macOS 12 Montereyへのアップグレードを検討している方は、アップグレード前にTime MachineバックアップとHDD/SSD内のデータの整理をしておくことをお勧めします。
各macOSのインストールに必要な空き容量
macOS | 必要な空き容量 | 備考 |
---|---|---|
macOS 10.13 High Sierra | Macに14.3GBの空き容量が必要。 | アップグレード後はmacOS Sierra 10.12.6より約1.5GB大きいストレージ容量が必要。 |
macOS 10.14 Mojave | Macに12.5GBの空き容量が必要。 | OS X El Capitan 10.11.5以降からのみアップグレード可能。 |
macOS 10.15 Catalina | OS X 10.10 Yosemite以前のOS Xからアップグレードする場合は18.5GBの空き容量が必要。 | |
macOS 11 Big Sur | Macに35.5GBの空き容量が必要。 | macOS 10.12 Sierraより前のOS Xからアップグレードする場合は44.5GBの空き容量が必要。 |
macOS 12 Monterey | Macに26GBの空き容量が必要。 | macOS 10.12 Sierraより前のOS Xからアップグレードする場合は44GBの空き容量が必要。 |
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