Mac用Webオーサリングツール「Blocs」がMacBook Pro (14/16インチ, 2021)のノッチをサポートしたBeta版を公開。

Blocs

2021.10.22

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　Mac用Webオーサリングツール「Blocs」がMacBook Pro (14/16インチ, 2021)のノッチのサポートを開始。詳細は以下から。

　BlocsはイギリスのデザイナーNormさんが開発＆販売しているMac用Webオーサリングツールで、HTMLやCSS, JSの知識がなくてもレスポンシブデザインのWebページが作成でき、最近のアップデートでは日本語やWordPressにも対応していますが、このBlocsがAppleが新たに販売を開始する「MacBook Pro (14/16インチ, 2021)」のノッチをサポートしたBeta版「Blocs 4.4.1 (b3)」をリリースしたと発表しています<。/p>

　MacBook Pro (14/16インチ, 2021)のFaceTime HDカメラのハウジングが画面上部中央の一部を覆うことで出来るノッチは、通常使用時には問題ないものの、アプリをフルスクリーン表示するとアプリの中央上部を隠してしまうため、

AppleはHuman Interface GuidelinesをアップデートしMacにもSafe Area (Active Area)を導入、メニューバー上にツールなどを配置しているアプリはフルスクリーン表示時にノッチのエリアを使わない互換モードを利用するように要求していますが、Blocs 4.4.1 Beta 3ではこの互換モードに対応したようです。

MacBook Pro (14/16インチ, 2021)のノッチがBlocsのツールバーにある解像度変更ボタンを覆ってしまった例。

　MacBook Pro (14/16インチ, 2021)のデフォルトOSとなるmacOS 12 Montereyではフルスクリーン表示でもメニューバーを常に表示できるオプションが追加されるため、それほど問題になることはないと思いますが、今後、ツールバーをフルに活用しているAffinityなどのアプリもMacBook Pro (14/16インチ, 2021)のノッチ対応を行うと思われます。