iPhone 13シリーズのシネマティックモードで撮影した映像は処理が完了するまでMacやWinのインポートウィドウに表示されず、macOSでの編集は今後のアップデートでサポートするそうです。詳細は以下から。
Appleが現地時間2021年09月24日より販売を開始したiPhone 13/iPhone 13 Proシリーズは、目立つ被写体に自動的にフォーカスを合わせ続けてくれるドルビービジョンHDRに対応した「シネマティックモード」という動画撮影モードを搭載していますが、
Appleが新たに公開したサポートドキュメントによると、このシネマティックモードで撮影した動画は撮影後に処理が行われるため、その処理が終了するまでMacの写真アプリやイメージキャプチャアプリ、iTunes for Windowsのインポート画面に表示されないそうです。
Your iPhone processes videos captured in Cinematic mode automatically. If you have Cinematic mode videos that your iPhone hasn’t finished processing, those videos won’t appear in import windows when you connect your iPhone to your Mac or Windows computer.
If Cinematic mode videos from your iPhone don’t appear when importing to your Mac or Windows computer – Apple Support
シネマティックモードで撮影した映像の処理が終了したかを確認するには、iPhoneの写真アプリを表示しアルバムタブからシネマティックアルバムを選択し、アルバムの下にある[今すぐ処理 (Process Now)]をタップ。その後、MacやWindowsに接続するとインポート可能になるそうで、iCloud写真を利用している場合は、映像がiCloudフォトにアップロードされるまで待つ必要があるそうです。
また、Appleによると、現在シネマティックモードの編集をサポートしているのは、最新のiOS 15/iPadOS 15へアップグレードされた iPhone XS以降、iPad mini (第5世代)、iPad Air (第3世代)、iPad Pro 11インチまたはiPad Pro 12.9インチ (第3世代)以降のデバイスで、macOSでシネマティックモードの編集は今後のアップデートで対応していくそうなので、シネマティックモードを利用した映像作品を作成したい方は、現在のところ全てiOS/iPadOSデバイスで編集する必要があるようです。
シネマティックモードが撮影可能なデバイス
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
シネマティックモードが編集可能なデバイス
最新のiOS 15/iPadOS 15へアップグレードした以下のデバイス。
- iPhone XS, iPhone XR, and later
- iPad Pro 12.9-inch (3rd generation and later)
- iPad Pro 11-inch (1st generation and later)
- iPad Air (3rd generation and later)
- iPad mini (5th generation and later)
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