macOS 12 Monterey Beta 4では「Safari 15」のコンパクト・タブレイアウトがオプションになっています。詳細は以下から。
AppleはWWDC21で2021年秋にリリースを予定しているmacOS 12 Montereyでデフォルトブラウザである「Safari」のデザインを刷新し、Webサイトのアクセントカラーに合わせてツールバーのカラーが変更する機能を導入するのに加え、タブのデザインがアドレスバーと同じ高さのコンパクトタブになると発表していましたが、
本日リリースされたmacOS Montereyの4th Betaとなる「macOS 12 Monterey beta 4 Build 21A5294g」では、このコンパクト・タブレイアウトがオプション扱いになっているそうです。
Safari
New Features in macOS Monterey 12 beta 4
- Compact tab layout is an option in Safari Tabs preferences. (80972789)
macOS Monterey 12 Beta 4 Release Notes – Apple
macOS 12 Monterey Beta 4のリリースノートによると、Beta 4のSafari 15では[環境設定…]メニューの[タブ]タブに「Compact」と「Separate」の2つのタブレイアウトが選択できるようにオプションが追加されており、デフォルトではコンパクトですがユーザーの好みに合わせてSafari 14と同じセパレートレイアウトに設定できるようになっているそうです。
Safari 15のタブデザインについてはmacOS 12 Monterey Beta 3までにアドレスバーとタブの高さが同じだと扱いにくいというフィードバックを多く受け取っていたようで、07月21日にリリースされたSafari Technology Preview v128では既にセパレートレイアウトがデフォルトになっていました。
For anyone who is playing along, Beta 4 has a lot of fixes to passkeys in iCloud Keychain and the Security Key API in AuthenticationServices. My team really appreciates all of the bug reports and other feedback we’ve gotten.
— Ricky Mondello (@rmondello) July 27, 2021
また、Apple WebKitチームのRicky MondelloさんによるとmacOS 12 Monterey Beta 4のSafari 15ではiCloudキーチェーンのパスキーやSecurity Key APIなど多くの不具合が修正されているそうなので、Beta版にアクセスできる方はチェックしてみてください。
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