Boot Campを利用したWindows環境で高精度タッチパッド操作を有効にしてくれるMacBook用ドライバ「Mac Precision Touchpad」がBluetooth接続のMagic Trackpad 2をサポートしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年06月11日にリリースした「Boot Camp v6.1.15」アップデートで、Apple T2チップ搭載を搭載したIntel MacBook Air/ProまたはApple T2チップ搭載のMacに接続されているMagic Trackpad 2で、Windows高精度タッチパッド(Precision Touchpad)をサポートしましたが、
Boot Camp 6.1.15 更新プログラムでは、Boot Camp を使用して Windows を実行している Mac の互換性が改善されます。
この更新プログラムの内容は次のとおりです:
- Windows 高精度タッチパッドに対応
- シングルタップでのクリック、右下隅の右クリック、指を下に動かしたときの上スクロール、および 3 本指と 4 本指のジェスチャーに対応
Boot Camp v6.1.15のリリースノートより
このBoot Campドライバのアップデート以前(2017年頃)からBingxing Wangさんによってオープンソースで開発が続けられている、Boot Campを利用してWindowsをインストールしたMacBookシリーズで、高精度タッチパッド操作を可能にする「Mac Precision Touchpad」が、Bluetooth接続でのMagic Trackpad 2のサポートを開始しています。
Introduce Bluetooth Support for Magic Trackpad 2
Introduce initial Bluetooth connectivity support for Magic Trackpad 2. Work is still in-progress so you might experience certain issues such as input lag or system crash.Release 3979のリリースノートより抜粋
Wangさんによると、現在最新バージョンとなるMac Precision Touchpad Release 3979でのBluetooth接続のMagic Trackpad 2サポートは初期段階で、ラグやクラッシュする問題もあるようですが、AppleのBoot Camp v6.1.15ドライバがApple T2チップを搭載したMacBook Air/Pro (2018~2020)のサポートとなっている一方、
Mac Precision TouchpadはRetinaディスプレイを搭載していないMacBookや2011年製以降のMacBook Pro/Airもサポートしているそうなので、古いMacにWindowsをインストールされている方は試してみてください。
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