Appleは遅れていたAppleデバイスに対する10桁のランダムなシリアルナンバーの提供を2021年初めから行うようです。詳細は以下から。
Appleは2020年06月に開催したWWDC20の中で、今後発売するAppleデバイスに対し、10桁のランダムなシリアルナンバーを付けて出荷すると発表していましたが、その計画が2021年から開始されるようです。
Appleデバイスの既存のシリアルナンバーは約12桁で構成され、その中にはデバイスのモデルナンバーに加えて製造場所や製造年/週の情報で固定された番号が含まれているため、その法則さえわかればMDMなどで悪用される恐れがあるとされてきました。
そのため、AppleはWWDC20で今後発売する製品に10桁のランダムなシリアルナンバーを付けることを約束していましたが、MacRumorsが入手したAppleCare向けの情報によると、このシリアルナンバーの変更が2021年初頭から開始されるそうです。
In an internal AppleCare email this week, obtained by MacRumors, Apple said the new serial number format will consist of a randomized alphanumeric string of 8-14 characters that will no longer include manufacturing information or a configuration code. Apple said the serial number format transition is scheduled for “early 2021,” and confirmed that IMEI numbers will not be affected by this change.
Apple Planning Switch to Randomized Serial Numbers for Future Products Starting in ‘Early 2021’ – MacRumors
MacRumorsによると既存のAppleデバイスは引き続き現在のシリアルナンバーの形式が添付されIMEIナンバーは変わらないそうですが、今後発売される新製品には10桁の英数字からなるランダムなシリアルナンバーが添付され、将来的に8~14桁のナンバーでも提供されるようなので、新商品の保証(AppleCare)情報をチェックするときなどに確認してみてください。
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