Appleは今後発売される新製品に10桁のランダムなシリアルナンバーを提供すると発表しています。詳細は以下から。
Appleは日本時間2020年06月22日午前10時より世界開発者会議(WWDC20)をオンラインで開催していますが、エンタープライズ向け(MDM)のセッション10639「What’s new in managing Apple devices」の中で、今後、製品ライン全体に10桁のランダムなシリアルナンバーを提供すると発表しています(ランダムとシリアルで混乱しそうですが、ここではセッションに合わせて製品ナンバーをあえてシリアルナンバーと記載します)。
Serial numbers contain bits of identifiable information like where and when the device was built.These 12 character numbers help Apple target devices made at the same time, in the same place, to maintain quality.To address identifiable information being used maliciously, we’re going to start issuing completely random 10 character serial numbers across our product line.
What’s new in managing Apple devices – WWDC 2020 – Videos – Apple Developer
この情報は正規サービスプロバイダ(AASP)向けにも公開されていたようで、Appleは現在、Appleデバイスに12桁のシリアルナンバーを付けていますが、このシリアルナンバーは製造場所や製造年/週、デバイスのモデルナンバーから作られているため、MDMなどで悪用される恐れがあることから、
今後発売される新しい製品には英数(Alphanumeric)の10桁のランダムなシリアルナンバーを提供するそうなので、MDMベンダーは新旧2つのシリアルナンバーをサポートする事が必要となってくるそうです。
- What’s new in managing Apple devices – WWDC 2020 – Videos – Apple Developer
コメント
>このシリアルナンバーは製造場所や製造年/週、デバイスのモデルナンバーから作られているため
シリアル番号ってもともとそういう用途じゃないのか？MDMの悪用もよく分からん
不具合ロットの確認とか今後どうやって判断させるんだ？大きな問題だと思うが？
まさかリコール隠すためってのが本音だったりしてな
想像力豊かで羨ましい限りどすなぁ
あれじゃない？
機種番号で端末管理してるので全く関係ない端末でも偽装したら入り込める的な。