ライブ配信アプリOBS Studio用プラグイン「OBS StreamFX」がmacOSのサポートを開始。

　ライブ配信アプリOBS Studio用プラグイン「OBS StreamFX」が次期アップデートから公式にmacOSのサポートを開始すると発表しています。詳細は以下から。

　OBS StudioはOpen Broadcaster Software Projectが開発しているクロスプラットフォームに対応したライブ配信アプリで、WindowsだけでなくMacやLinux版も用意され、リモート学習やゲーム実況などに利用されていますが、このOBS Studio用のプラグイン「OBS StreamFX」が公式にmacOSのサポートを開始しています。

Official support for MacOS 10.15 and newer!
Thank to Elgato sponsoring an Apple MacBook Pro M1, the project has made massive advancements into supporting the unusual MacOS platform. While the support is still limited, it should work on most up-to-date MacOS machines. This will likely become a core part of StreamFX releases, and the instruction to install StreamFX now feature a MacOS section. Please note that at the current point in time, MacOS support is purely for testing purposes.

リリースノートより抜粋

　OBS StreamFXのmacOSのサポートは現地時間2021年02月21日に公開された「StreamFX 0.10.0b1」から開始されており、macOSのサポートにあたり、CORSAIR傘下で動画収録やゲーム配信向けデバイスを開発しているElgatoがスポンサーとなりMacBook Pro (M1, 13-inch, 2020)を提供してくれたそうで、Apple M1チップを搭載したMacでも以下の手順で、StreamFXプラグインを有効にしてエフェクトを掛けることができます。

OBS StreamFXプラグインの使い方

　OBS StudioでStreamFXを利用するには、まず、StreamFXのリポジトリから「StreamFX 0.10.0b1」のmacOS用ビルドをダウンロード。

　次にFinderの[移動] → [フォルダへ移動 Shift + Command + D]で、OBS Studioのプラグインフォルダ(以下)を開いて先ほどダウンロードした「StreamFX 0.10.0b1」を解凍した「SteamFX」フォルダをpluginsフォルダ内へ移動します(ユーザー認証が必要です)。

/Library/Application Support/obs-studio/plugins

　後は、先程移した「SteamFX」フォルダ内にあるbin/StreamFX.soを右クリックしてコンテキストメニューから[開く]を選択。「開発元を検証…」というウィンドウが表示されたら「開く」を選択してStreamFX.soの実行許可を与えます。

/Library/Application Support/obs-studio/plugins/StreamFX/bin

　StreamFXのインストールが成功すると、OBS Studio起動時にStreamFXの[About StreamFX]画面と[StreamFX]メニューが表示され、

特定のシーンに3D TransformやBlur、Color Gradingなどのフィルタを掛けることが可能になるので、OBS Studioユーザーの方は試してみてください。

• Xaymar/obs-StreamFX – GitHub
• Installation · Xaymar/obs-StreamFX Wiki – GitHub