iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)モデルのGeekbench CPUベンチマークスコアのまとめです。詳細は以下から。
Appleが新たに販売を開始した「iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)」 (以下、iMac (2020)モデルには、全モデルにIntelの第10世代Coreプロセッサ「Comet Lake」が採用され、CTOではiMacとして初めて10コアのCore i9@3.6GHzプロセッサ「Core i9-10910」が選択できるようになりましたが、このiMac (2020)のGeekbenchのCPU Single-/Multi-Coreスコアが掲載され始めたのでまとめました。
Model | Core Thread数 |
Base Turbo Boost |
Hyper Threading |
L3 Cache | TDP | リンク |
---|---|---|---|---|---|---|
i5-10500 | 6/12 | 3.1GHz TB4.5GHz |
あり | 12MB | 65W | Ark.Intel |
i5-10600 | 3.3GHz TB4.8GHz |
Ark.Intel | ||||
i7-10700K | 8/16 | 3.8GHz TB5.0GHz |
16MB | 125W cTDP:95W |
Ark.Intel | |
i9-10910 | 10/20 | 3.6GHz TB5.0GHz |
20MB | Ark.Intel |
以下のグラフはGeekbenchブラウザに投稿された各iMac (2020)のモデルのスコアを3つ平均化したもので、Core i5-10500/i5-10600を搭載したiMac (2020)はMulti-CoreスコアでCore i7-8700@3.2GHzを搭載した旧iMac (21.5-inch Retina, 2019)の上位モデル程度となっていますが、
Core i7-10700Kを搭載したiMac (2020)はCore i9-9980HK 8-Core@2.4GHz採用のMacBook Pro (16-inch Late 2019)やMac Pro (Late 2013)のCTOモデルを上回り、10コアのCore i9-10910を搭載したiMac (2020)はMac Pro (2019)のベースモデルを上回り、10コアが標準構成となったiMac Pro (2017)のベースモデルと数%程度しかスコアに差がないので、CPUスコアだけを見ればコストパフォーマンスは良さそうです。
おまけ
Appleがレビュー用に貸し出したiMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)はGPUにRadeon Pro 5700 XT(16GB GDDR6)が搭載されているフルスペックモデルで、こちらは通常のiMac (2020)のモデルID「iMac20,1」と違う「iMac20,2」が割り当てられ、こちらはMulti-Coreスコアが10,000に近いため、iMac (2020) CTOのCPUスコアは今後もう少し上がりそうです。
- Mac Benchmarks – Geekbench Browser
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