Apple T2セキュリティチップを搭載した最新のMacBook Pro/Air (2020)でもUSB 2.0デバイスが突然利用できなくなるなどの不具合が発生しているもよう。

MacBook Air

2020.06.182020.06.19

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　Apple T2セキュリティチップを搭載した最新のMacBook Pro/Air (2020)でもUSB 2.0デバイスが突然利用できなくなるなどの不具合が発生しているそうです。詳細は以下から。

　Appleは今年03月にMacBook Air (Retina, 13インチ, 2020)を、05月にMacBook Pro (13-inch, 2020)を発売し、問題が多かったバタフライ構造のキーボードをシザー構造のMagic Keyboardへ変更しましたが、MacRumorsによると、この2020年モデルのMacBookシリーズでUSB-Cハブ経由で接続したFilcoのキーボードやRazerのマウス、その他のUSB 2.0アクセサリーが突然利用できなくなる不具合が発生しているそうです。

Subject says it all for the most part. I have an external USB hub connected to one on my Thunderbolt 3/USB-C ports on my MacBook Air early 2020 model running Catalina 10.15.4. At random times during the day (2-3 times a day) my Logitech G602 mouse and external Apple Keyboard will stop responding completely and only a reboot will restore functionality.

External USB Keyboard/mouse randomly stops working on New MacBook Air Early 2020 model running Catalina 10.15.4 – Apple Support

　この不具合はApple Support CommunitiesやRedditなどで報告されており、MacRumrosは2020年モデルのMacBook Pro/AirとUSB 2.0デバイスの組み合わせで問題が発生しているとレポートしていますが、2018年モデル以降のMacBook Pro/Airをお使いの方はご存知の通り、AppleのMac用SoC「Apple T2セキュリティチップ」とUSB 2.0デバイスは相性が悪く、T2がタイムサーバと同期を行うタイミングで、USB 2.0バスがオーバーロードを起こし、オーディオデバイスでポップ音が発生するといった不具合が報告されており、

AdobeがPremiere Proを使用するとスピーカーに影響を与えるとして、MacBook Pro (2018)にパッチをリリースした事例もあるため、今回の問題もApple T2が関連していると思われます。

動画の3:30辺りでT2が時間同期を行うタイミンでCPUがスパイクし始めます。

おまけ

　この問題はUSB 3.xハブにUSB 2.0デバイスを接続しても発生するため、問題が発生している方は、USB 2.0デバイスを接続しない、または、以前からレポートされている通り、CalDigit TS3 Plusなどの別のUSB 2.0バスを作成するThunderbolt 3ハブを経由してUSB 2.0デバイスを接続することをお勧めします。

So I order another USB-C hub (my 4th in a week) a CalDigit TS3+.
I plug in the CalDigit and look at System Information and now my USB 2.0 devices are showing up as USB 3.0 devices connected to the Apple USB 3.0 hub.
I use this, and the issue does not recur at all… it’s fixed.

USB 2.0 issues on new MacBook Pro 13″ 2020 ： mac – Reddit