Appleが例年6月に開催している世界開発者会議を2020年はオンラインで開催すると発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年03月13日、例年06月に開催している世界開発者会議(WWDC)を2020年はオンラインで開催すると発表しています。WWDC 2020では次期iOS 14やiPadOS 14、macOS 10.16、watchOS 7、tvOS 14についての発表が行われる予定です。
WWDC 2020のプログラムは、今や世界155以上の国と地域から集まる2300万名以上の登録開発者から成る、Appleのグローバル開発者コミュニティと次世代を担うアプリケーション開発者の皆さまに、アイディアを現実のものに変えるのに必要なヒントとツールを提供します。本プログラムに関する詳細は、本日以降6月までの間に、メール、Apple Developerアプリケーション、Apple Developer ウェブサイト を通じてお知らせする予定です。
Apple’s WWDC 2020 kicks off in June with an all-new online format – Apple
オンライン開催の原因が新型コロナウイルスの影響だとは特に明記されていませんが、AppleのプレスリリースでPhil Schiller SVPは、「現在の国の衛生状態では、キーノートやセッションを含む全てのプログラムをオンラインで提供できる新しいWWDC 2020のフォーマットを作成する必要がある」として、それらを世界中のコミュニティーが学習できるよう今後数週間以内に詳細をAppleの公式サイトおよびAppleのDelveoperアプリで発表するとしています。
また、Appleは例年通り米カリフォルニア州サンノゼのマッケナリー・コンベンションセンターでWWDC 2020の開催を計画していたようで、WWDC 2020のオンライン化に伴い、サンノゼが失う収益を補うため100万ドルをサンノゼに投資すると発表していますが、
Appleはまた、WWDC 2020を新しくオンラインで開催する結果として生じる関連収益の損失を補うために、当社がサンノゼ地区の複数の組織に対して100万ドルを託すことも併せて発表しました。
Apple’s WWDC 2020 kicks off in June with an all-new online format – Apple
開発者の関心は通常WWDC後に全て公開されるキーノートやセッションより、AppleのDeveloperチームと話せるLabsをどう開催する(FaceTime?)のかを心配しているようです。
おまけ
ちなみに、AppleはWWDCに毎年デザインテーマを設けており、WWDC 2018ではポリゴン、WWDC 2019ではネオンイラストでしたが、WWDC 2020はステッカーデザインで、Appleは記念品にステッカーも用意していたようなので、今後どこかで手に入れることができるかもしれません。
- WWDC20 – Apple Developer
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