Mac用アーカイブユーティリティ「The Unarchiver v4.2」がリリースされています。詳細は以下から。
ウクライナとアメリカに拠点を置くMacPaw Inc.は現地時間2020年03月05日、2017年07月にDag Ågrenさんから買収(譲り受けた)した老舗のMac用アーカイブユーティリティ「The Unarchiver」をv4.2.0へアップデートし、Appleのセキュリティ整合性保護機能(通称Rootless)をアプリまで拡張し、アプリ(バイナリ)をコードインジェクションなどから保護する「Hardened Runtime」を有効にし、Appleが開発者に求めていた最新の公証条件を満たしたと発表しています。
皆さまからのフィードバックをもとにしたアップデートをリリースできることにワクワクしています。 常にご意見、ご要望に耳を傾けていますので、これからもドシドシお寄せください。
- 展開設定を改良し、システムにより近づけました
- Hardened Runtimeが有効になりました
- Sentryによるエラー通知を統合。 エラーの識別と修正の改善に役立ちます
リリースノートより抜粋
The Unarchiver v4.2では展開設定に[すべてを選択]するオプションが追加され、ZIPアーカイブ内のコメントの解析がゼロサイズファイルとして展開される問題や、ユーザーレビューで報告されている、多数のファイルを処理するとアプリがクラッシュする問題が修正され、ZIPアーカイブ内のRARアーカイブ(その反対も)を正しく認識するようになっているそうなので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
おまけ
また、サムネイル用のアイコンを処理していて気づきましたが、2018年にThe Unarchiver v4.0アップデートで変更されたThe Unarchiverの新アイコンにはバーコードに変わり、”theunarchiver.com”のQRコードが埋め込まれています。
リリースノート
皆さまからのフィードバックをもとにしたアップデートをリリースできることにワクワクしています。 常にご意見、ご要望に耳を傾けていますので、これからもドシドシお寄せください。
- 展開設定を改良し、システムにより近づけました
- Hardened Runtimeが有効になりました
- Sentryによるエラー通知を統合。 エラーの識別と修正の改善に役立ちます
修正:
- ZIPアーカイブ内のコメントの解析が、ゼロサイズファイルとして展開されることがなくなりました
- 大多数のアーカイブを同時に開こうとすると、The Unarchiverがクラッシュすることがありました。 この問題は修正されました。
- 新しく、The UnarchiverはRARでZIPを(また反対も)正しく識別するようになりました
- ZIPアーカイブでのExtra Fieldsの解析を向上しました
- Windowsファイルのアクセス権の処理が期待通りに動作するようになりました
- 最後に、でも大切なことを。古いアーカイブフォーマットの展開エラーが複数修正され、あなたを悩ませることがなくなりました。
- The Unarchiver – Mac App Store
- Top Free Unarchiving Software for macOS – The Unarchiver
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