Appleがアップデートに続きインターネットリカバリーでも「macOS 10.15 Catalina」の提供を開始しました。詳細は以下から。
Appleは2017年03月にリリースしたmacOS Sierra 10.12.4以降リカバリーモードの仕様を変更し、Macのセキュリティを高めるため、インターネットからmacOSを復元(いわゆるインターネットリカバリー)を行うさい、キーコンビネーションでOption + Command + Rを実行すると、そのMacと互換性のある最新バージョンのmacOSへアップグレードする仕様になりましたが、
キーコンビネーション | 動作 |
---|---|
Command + R | 最新のmacOSにアップグレードせず、 Macにインストールされていた 最新のmacOSをインストール。 |
Option + Command + R | 利用しているMacと互換性のある 最新のmacOSにアップグレード。 |
Shift + Option + Command + R *macOS 10.12.4以降 |
Macに付属していたmacOSか、 そのバージョンに一番近い、 現在も利用可能なmacOSをインストール。 |
本日リリースされたmacOS 10.15 Catalinaがゼロデイでそのインターネットリカバリーの対象となり、macOS 10.14 Mojaveに代わりAppleのCDNに登録されています。
試しにmacOS 10.15 CatalinaをサポートするMojaveを搭載したMacBook Pro (Late 2015)を利用し、インターネットリカバリーOption + Command + Rを実行したところ、macOS 10.15 Catalinaのインストール画面が現れたので、Macを復元する際はCommand + Rか各自で作成した起動可能なメディアを利用して復元を行わない場合、32-bit(i386)アプリが利用できないMacに復元されるので注意してください。
- macOS 復元から macOS を再インストールする方法 – Apple Support
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