iOS 13/iPadOS 13ではサードパーティ製アプリからのフォントのインストール/管理が可能になっています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年09月24日、iPhone/iPadデバイス向けにiOS 13.1およびiPadOS 13.1をリリースしましたが、WWDC 2019でも発表されたとおり、これらのOSではサードパーティ製アプリからカスタムフォントのインストール/管理が可能になっています。
iOS 13/iPadOS 13でのフォントの扱い
macOSではフォントファイル(.ttf,.otf,.ttc)をそのまま扱うことができますが、iOS 13/iPadOS 13デバイスではSafariの機能拡張と同じ様にサードパーティが各社のアプリへ同梱してApp Store経由で配布しなければいけないため、
フォントファイルを直接iOS 13/iPadOS 13へ転送してもインストールすることはできませんが、前述の通りサードパーティ製アプリからインストールされたフォントはiOS 13/iPadOS 13の設定アプリ → [一般] → [フォント]で確認/管理することができます。
いくつかのサードパーティメーカーがiPadOSリリースに合わせてカスタムフォントを同梱したアプリをリリースすると発表していたものの、現在のところ間に合っていないようなので上記のOpen Snasは構成プロファイルを利用して無理やりインストールしましたが、インストールされたカスタムフォントはフォントが同梱されたアプリを削除しなければ他のアプリでも利用可能で、
iOS 13/iPadOS 13でアップデートされたメールアプリや昨日アップデートされたNotebook、Draftアプリがシステムにインストールされたフォントを利用することができるようになっているので、気になる方はチェックしてみてください。
What's the latest #iPadOS and #iOS13 update for Notebook? Annotate images with #ApplePencil, do more with multiple windows in iPad, use system fonts for notes, and converse with #Siri to get work done. https://t.co/WR8sVSGlSM @zohonotebook pic.twitter.com/cxBklRcwi5
— Zoho (@zoho) September 24, 2019
追記
Font Diner, IncがiOS 13/iPadOS 13で利用可能なカスタムフォントを同梱したアプリ「Font Diner」をリリースしています。
- Font Management and Text Scaling – WWDC 2019 – Videos – Apple Developer
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