AppleがiOS 13/iPadOS 13でユーザーの承認なしにサードパーティ製キーボードの「フルアクセス」が許可されてしまうバグを今後のソフトウェア・アップデートで修正すると発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年09月24日、日本時間25日にでU1チップのUWB使用したAirDropやオートメーション・ショートカット、バッテリーの改善、複数の不具合を修正した「iOS 13.1」およびiPadに最適化された「iPadOS 13.1」を正式にリリースしましたが、同時にiOS 13/iPadOS 13でサードパーティ製キーボードに関連した不具合が発見されたと発表しています。
iOS/iPadOSのサードパーティ製キーボードはスタンドアロンでの利用を前提として開発されていますが、一部のキーボードはネットワークを通じて追加機能を提供するため「フルアクセス」のオプションが追加されているそうで、Appleは発見したバグはこの「フルアクセス」がiOS 13/iPadOS 13でユーザーの許可なしに有効化できてしまうというもので、
This issue does not impact Apple’s built-in keyboards. It also doesn’t impact third-party keyboards that don’t make use of full access. The issue will be fixed soon in an upcoming software update.
About an issue that impacts third-party keyboard apps in iOS 13 and iPadOS – Apple Support
このバグはAppleのBuild-inキーボードとフルアクセスを要求しないキーボードには影響はないそうで、加えてAppleは今後この不具合をソフトウェア・アップデートで修正すると発表しています。
おまけ
ユーザーがインストールしたキーボードがこの不具合に影響されるかどうかは、設定アプリから[一般]→[キーボード]に進み、インストールしたキーボードがフルアクセス許可を求めているかどうかで確認できるので、気になる方はチェックしてみてください。
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