Savage InteractiveがCMYKをサポートしユーザーがブラシを作成できるBrush Studio機能などを備えたiPad用ペイントアプリ「Procreate v5」を年内にもリリースへするそうです。詳細は以下から。
オーストラリアのSavage Interactiveは現地時間2019年09月07日、米カリフォルニア州で開催されたクリエイター向けのカンファレンス「LightBox Expo」に参加し、その中で自社のiPad用ペイントアプリ「Procreate」の次期メジャーアップデートとなる「Procreate v5」のプレビューを行ったそうです。
The #Procreate panel room looking amazing at #LBX2019 pic.twitter.com/6jRXh07pcH
— Procreate @ LightBox Expo (@Procreate) September 6, 2019
Procreate 5 pushes Apple Pencil and iPad Pro to new heights with Valkyrie, the new cutting-edge graphics engine. Achieve that natural painting feel you love with more power and control than any other platform.The all new Brush Studio gives you access to the full power of the Procreate brush system. Remix any Procreate brush with over 150 settings for unparalleled customization.The next evolution of Procreate will deliver total creative freedom. Five comes alive in 2019.
メーリングリストより
Procreate v5の機能
2017年09月にiOS 11と同時リリースされた「Procreate v4」から約2年ぶりのメジャーアップデートとなるProcreate v5は、Apple PencilとiPad Proに最適化されたグラフィックエンジン「Valkyrie」を採用すると共にカラーピッカーには新しいフローティング方式のユーザーインターフェースを採用。
加えて、Procreate v5では新たに「Brush Studio」というブラシ作成機能が実装され、ユーザーはApple Pencilの筆圧や傾きの設定を踏まえた独自ブラシを作成できるほか、プリセットされている150以上のブラシ設定を組み合わせて新しいブラシを作成することができるそうです。
Procreate v4.xでは、レイヤーベースのアニメーション機能をサポートしていますが、v5ではOnion SkinningやInstant Playbackライクな「Animation Assist」機能が利用可能になりアニメーションはもちろんループGIFやスナップショットを利用したアニメーションの作成が可能になるそうです。
この他、Procreate v5ではApple Pencilの筆圧や傾きにあわせてブラシのカラーが変化する「Color Dynamics」やCMYKカラーなどがサポートされる予定で、
既存の購入者には無償アップデートで提供されるそうですが、現在のProcreate v4.xはiOS 12.1以降に対応したiPadデバイスをサポートしているものの、Procreate v5はiOS 13(次期、iPadOS 13)バイスのみをサポートするようなので、初期のiPad AirやiPad mini 2,3は非サポートとなるようです。
Procreate currently supports all iPads with iOS12.1 or higher – that includes mini 2 and up. Procreate 5 will support all devices that will have iOS13.
— Procreate @ LightBox Expo (@Procreate) September 7, 2019
- Procreate 5 – Discover Procreate
- Procreate is getting a new graphics engine and the ability to import Photoshop brushes – The Verge
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