エディタ機能やキーワード管理機能を強化し新しいPDF/DOCXスタイルを追加したエディタアプリ「Ulysses v17 for Mac/iOS」がリリース。

Ulysses

2019.08.20

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　エディタ機能やキーワード管理機能を強化し新しいPDF/DOCXスタイルを追加したエディタアプリ「Ulysses v17 for Mac/iOS」がリリースされています。詳細は以下から。

　ドイツUlysses GmbH & Co. KGは現地時間2019年08月19日、Apple Design AwardやApp Store Bestを受賞したWordPress/Markdown対応のエディタアプリ「Ulysses for Mac/iOS」をv17へアップデートし、新たにキーワード(tag)管理機能やエディタ機能を強化し、PDFとDOCXの書き出しスタイルに4つのスタイルを追加したと発表しています。

Ulysses 17には“よく使うキーワード”、エディタの“イメージキャプション”、およびクールで新しい“書き出しスタイル”iPad対応のクールで新しい“フルスクリーンモード”が追加されています。

Ulyssesのリリースノートより抜粋

Ulysses v17 for Mac/iPadの新機能

キーワード

　Ulysses v17 for Macではファイルに付けるキーワードを管理するための「キーワードマネージャー」が強化され、Macではキーワードをクリックすることで、キーワードマネージャーが表示されキーワードをカラー別にソートできるようになり、よく使うキーワードを「よく使う項目」としてマークできるようになりました。

　また、このキーワードマネージャーはUlysses v17 for iOSにも実装され、キーワード欄からキーワードマネージャーを開き、「よく使うキーワード」の割り当てや複数のキーワードを1つに統合することがiOSでも可能になりました。

エディタ

　Ulysses v16 for iOSではUlyssesエディタ内でのSplit View表示が可能になりましたが、v17ではiPadにキーボードを接続するとフルスクリーンモードに移行し、ショートカットキーCommand + Control + Fでもオンスクリーンキーボードが非表示になります。

　また、イメージプレビューにはイメージに添付したキャプションが表示され、このキャプションはPDFやDOCX書き出しにも表示されるようになっており、Mac版ではスペースキーでQuicklookアクションが実行されるようになっています。

書き出し&その他

　Ulysses v17 for Mac/iOSではPDFとDOCXへの書き出しスタイルにAcademica、Bussiness、Manuscript、Revisionの4つの新しいスタイルが追加されたほか、Ghostとの互換性の向上や特定の操作でアプリがクラッシュする不具合が修正されているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。

Ulysses v17 for macOS/iOS

　Ulysses 17には“よく使うキーワード”、エディタの“イメージキャプション”、およびクールで新しい“書き出しスタイル”が追加されています。

機能

キーワード
- iOSキーワードの名称変更、キーワードの結合および削除が可能な専用のキーワードマネージャーを追加
- キーワードを“よく使う項目”としてマークできます
- よく使うキーワードをすばやく割り当て
- macOSキーワードマネージャーでキーワードをカラー別に並べ替えできます
- 新しく、キーワードフィルターのアイコンが対応するキーワードのカラーを表示するようになりました
エディタ
- イメージプレビューにイメージキャプションを表示
- プレビューのイメージ上で“スペース”バーを押すと、QuickLookを呼び出すことができます
- 順序付けされたリストの番号を自動的にアップデート
- リスト内でReturnキーを繰り返し押すと、インデントレベルを減らすことができます
- iOS新しくiPadにフルスクリーンモードを追加
- iOSフルスクリーンにすると、集中の妨げになる不要な物をすべて非表示にできます
- iOS外部キーボードを使用中、ショートカットバーが非表示になります
- iOSサイドバーをオーバーレイとして表示しておくと、シートを切り替えたり、または添付ファイルに便利にアクセスできます
書き出し
- 4つの新しいPDF/DOCX書き出しスタイルを追加
- 新しく、PDF、DOCX、およびRTF書き出しでイメージキャプションをサポート