Microsoft、複数の値を返す「Dynamic arrays」をサポートした「Excel for Mac/iOS」をInsiderユーザー向けに公開。

Dynamic ArraysをサポートしたExcel for iOS Microsoft for iOS
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

 Microsoftが複数の値を返す「Dynamic arrays」をサポートした「Excel for Mac/iOS」をInsiderユーザー向けに公開しています。詳細は以下から。

Excel 2019のアイコン

 Microsoftは現地時間2019年07月02/08日にかけて、「Dynamic Arrays」をサポートしたExcel for Mac/iOSをInsiderユーザー向けに公開したと発表しています。Dynamic Arraysは昨年09月、MicrosoftのAI技術を利用し画像からテーブルデータを読み込むことができるInsert Data from Picture(日本語は非サポート)」と同時に発表された機能で、

Excelの数式は開発されてからの約30年間、単一の値しか返すことができませんでしたが、Dynamic Arraysに対応した数式は配列(リスト)を理解し、以下の動画のように配列からユーザーが求めている値を複数導き出し「複数の値」として配列を返す事(spill)ができます。

Learn the basics of our brand-new Dynamic Arrays and how you can use them in your spreadsheets. For the last 30 years regular Excel formulas could only return a single value.

YouTubeより

 現在Dynamic Arraysをサポートしている数式(関数)はFILTERおよびUNIQUE, SORT, SORTBY, SEQUENCE, SINGLE, RANDARRAYの7つで、各数式の機能はMicrosoft Tech Blogで解説されているので、興味のある方はチェックしてみてください。

Dynamic ArraysをサポートしたExcel for iOS

コメント

タイトルとURLをコピーしました