2012年製より前のMacや古いBoot Campを利用していると「Windows 10 version 1903」アップデートが適用できないケースがあるとしてMicrosoftがサポートドキュメントを公開しています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2019年07月02日、05月に提供を開始した「Windows 10 May 2019 Update (version 1903)」をBoot Campを利用してMacにインストールしたWindows 10に適用しようとすると、MacHALDriver.sys (HALはHardware Abstraction Layer)に互換性の問題が発生しアップデートできない場合があるとしてサポートドキュメントを公開しています。
Symptoms
If you are trying to update to the May 2019 Feature Update for Windows 10 (Windows 10, version 1903), you may experience an update compatbility hold and receive the message, “Mac HAL Driver – machaldriver.sys: Your PC has a driver or service that isn’t ready for this version of Windows 10.”Updating to Windows 10, version 1903 on Apple Mac devices introduced before 2012 or newer Mac devices with older versions Apple Boot Camp or Windows Support Software drivers installed – Microsoft
対象のMac
この問題は2012年以前に製造されたMacにインストールしたWindows 10や、古いApple Boot Camp Assistantを利用してインストールしたWindows 10で発生しており、”Windows\system32\drivers”フォルダに”September 24, 2011 01:57:09″付のMacHALDriver.sysが存在すると問題が発生するため、一度macOSを起動してAppleメニューからAppleが提供するソフトウェア・アップデートを全て適用すると解決する場合があるとしています。
Microsoftは2019年07月末に提供するアップデートでこの問題を解決する方向で動いているようですが、Appleは2018年にリリースした「macOS 10.14 Mojave」でシステム要件を2012年以降のMacとしたため、この問題が発生しているMacは来年のmacOS 10.16のリリースと同時にセキュリティアップデートが提供されなくなると思われるため、ユーザーの方は注意してください。
macOS 10.12 Sierra macOS 10.13 High Sierra |
macOS 10.14 Mojave |
macOS 10.15 Catalina |
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MacBook | Late 2009以降 | 2015以降 | |
MacBook Air | Mid 2010以降 | 2012以降 | |
MacBook Pro | Late 2010以降 | ||
Mac mini | Mid 2010以降 | ||
iMac | Late 2009以降 | ||
iMac Pro | macOS 10.13.2以降 | 2017以降 | |
Mac Pro | Mid 2010以降 | Mid 2010 Mid 2012以降 |
2013以降 |
コメント
MacPro 2009でBootcampを使ってWindows10を動かしていますが、そろそろやめた方がよさそうですね。
古いBootCampでwindows7から10にアップグレードしてるケース、あるとおもいます!
2012年モデルを切り捨てるとかMSは悪魔だな
別に切ってるわけじゃないでしょ。
Appleが更新しないのが悪いんじゃない。
問題が起きないようにMSがブロックしてるから、むしろ親切じゃない。
そもそもWindows10に上げてもソフトウェアアップデートが対応してくれないんじゃなかったっけ
iMacのmid2011とか
Mac mini mid 2011とMacBook Early 2008のBootCamp環境で、ようやく1903にアップデートできるようになりました。