Macの入力デバイスにシステム以上の設定を割り当てることができるユーティリティ「BetterTouchTool」のAlpha Channelで新UIのプレビューが可能に。

　Macの入力デバイスにシステム以上の設定を割り当てることができるユーティリティ「BetterTouchTool」がv2.7x Alphaで新UIのプレビューを行っています。詳細は以下から。

　BetterTouchTool (以下,BTT)はドイツのエンジニアAndreas Hegenberg@folivora.aiさんが開発しているMacの入力支援ツールで、Macに接続されたマイスやキーボードなどの入力デバイスにシステム設定以上の設定を割り当てることが出来ますが、このBTTが昨年アナウンスされたとおり新UIへのアップデートを行うため、ユーザーにプレビューを行っています。

BetterTouchTool 2.7xx (March, 2019)

• First preview (not ready for normal usage) of the upcoming new UI. There will be one new alpha every day now until the new UI is ready for a first official release.
• Various bugfixes

リリースノートより

Alpha Channel

　BTTの新UI版は2019年03月に配布されたv2.7x Alpha Channelを通して行われており、Alpha Channel版へアップデートした後にメニューバーアイコンから[New Preferences]を選択するだけで、新UIの設定画面が現れます。

　新UI版のBTTはこれまで同じウィンドウだった[Advance Settings]が別ウィンドウになり、ジェスチャーの設定画面はアプリ、トリガー、ジェスチャーの3ペイン形式で、ユーザーに分かりやすいデザインとなっており、これまでMac OS X 10.6 Snow Leopardから利用してきた古いAPIを廃止したためパフォーマンスが大幅に向上しているそうです。

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　Andreasさんによると、現在のAlpha PreviewではTouch BarやSiriリモート、BTTリモートなど一部の入力デバイスの機能が利用できないようになっているそうですが、古いUIのBTTで設定したジェスチャーは新UIのBTTにも反映されるようになっているそうなので、興味のある方はAlpha Channelをチェックしてみてください。

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