C-Command、AirPodsなどのBluetoothヘッドホンとMacの接続をワンクリックで行える「ToothFairy」アプリを買収。

AirPods
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

 C-Command SoftwareがAirPodsなどのBluetoothヘッドホンとMacのAACコーデック接続をワンクリックで行える「ToothFairy」アプリを買収したと発表しています。詳細は以下から。


 ToothFairy(旧Tooth Fairy)はAppleの完全ワイヤレス型Bluetoothイヤホン「AirPods」をワンクリックでMacと接続/接続解除するために中国のソフトウェアエンジニアLu Yibinさんが開発したユーティリティアプリで、

AirPodsはiCloudで紐付けされたAppleデバイス全てとペアリング設定が共有されてしまうため複数のMacやiPhone, Apple Watchを持ったユーザーから重宝されていますが、このToothFairyをディスクイメージ作成アプリ「DropDMG」などを開発&販売している米C-Command Softwareが買収(へ譲渡)したそうです。

Version 2.4.5 of ToothFairy is now available. This is a free update that includes the following changes:

  • C-Command Software has acquired ToothFairy from the original developer, Yibin (Robin) Lu, who was no longer able to work on the app. We thank Robin for his work and look forward to continuing development of the app.
  • Restored compatibility with macOS 10.11.
  • The right-click menu now appears on mouse down instead of mouse up, for consistency with other menus.

リリースノートより抜粋

ToothFairy

 C-Command SoftwareのMichael TsaiさんはLuさんが今後ToothFairyの開発に時間をとることができなくなったため、このアプリの権利を買い取ったそうで、ToothFairyの機能はワンクリックでAirPodsを接続/接続解除するだけではなく、複数のBluetoothヘッドホンを設定可能なほか、

ToothFairyの機能

AirPodsなど対応デバイスではバッテリー残量インジケーター表示や通常はmacOSではマイクとスピーカー両方を利用するとSCOコーデックが選択されますが、ToothFairyには「Audio Output Only (音声出力のみ)」オプションがあり、[詳細]からこのオプションを選択することでAirPodsやマイク付きのヘッドセットでもAACコーデックを保ったまま利用することができるようになっています。

ToothFairyによるAACコーデック接続

 C-Command SoftwareのMichael Tsaiさんは今後もToothFairyのアップデートを続けていくとコメントしており、今回のバージョンからシステム要件がOS X 10.11 El Capitan以上で価格は360円となっています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました