撮影したスクリーンショット画像をOCRにかけてmacOSのSpotlightで検索できるようにするスクリプト「ocr-shot」が公開。

ocr-shot.shの使い方2 仕事効率化
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

 撮影したスクリーンショット画像をOCRにかけてmacOSのSpotlightで検索できるようにするスクリプト「ocr-shot」が公開されています。詳細は以下から。

実行ファイルのアイコン。

 macOSのSpotlight機能は検索用インデックスを作成し、ドキュメントに含まれている文章などを高速に検索することが可能ですが、撮影したスクリーンショット内にある文字列までは検索することが出来ません。そこで、この問題を解決するためのスクリプト「ocr-shot.sh」を米Eleos TechnologiesのエンジニアPhil Calvinさんが公開しています。

pnc commented
Probably needs brew install tesseract xmlstarlet.

ocr-shot.sh – GitHub

ocr-shot.shの使い方

 ocr-shotはオープンソースのOCRエンジンtesseractxmlstarlet」コマンドを利用し、撮影したスクリーンショットをOCRにかけてSpotlight用のxmlデータを作成するという手法を採用しており、使い方はまずbrewで両ライブラリをインストール。

ocr-shot.shの使い方1

brew install tesseract xmlstarlet

 次に、Gistから「ocr-shot.sh」をデスクトップに保存し、スクリーンショットを撮影します。”ocr-shot.sh”は英語環境でスクリーンショットを撮影した場合を想定しているので、撮影されたスクリーンショットはデスクトップに”Screen Shot*”という名前で保存されているものとして、以下の様に実行すると撮影したスクリーンショット内に含まれている文字列がSpotlight検索でヒットするようになります。

ocr-shot.shの使い方2

chmod a+x ocr-shot.sh
find ~/Desktop -name "Screen Shot*" -print0 | xargs -0 -P 4 -n 1 ./ocr-shot.sh

 処理するスクリーンショットの枚数が多いと多少時間もかかりますが、Calvinさんはocr-shot用のワークフローも公開してくれているので、興味のある方は試してみて下さい。

コメント

  1. 匿名 より:

    で、日本語対応なの?
    Macはデスクトップのフォントの大きさを変えられないから、日本語識別に必要な1文字あたりの解像度を上げられない。

  2. 匿名 より:

    tesseract の起動オプションで言語を英語(-l eng)にセットしてますね。

    日本語で使うなら、tesseract の開発版(4.0 beta)を使えば多少はマシになるでしょう。

    あるいはGoogle のOCR APIを呼び出すか。

    有償ソフトではなく、シェルスクリプトなんだから試してから記事にすべきでは。

タイトルとURLをコピーしました