MacAppStoreで公開されていたマイニング機能搭載のカレンダーアプリは、3日で約21万円の仮想通貨を得たもののAppleはAppStoreガイドライン違反と認定。

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 仮想通貨のマイニング機能を搭載していたカレンダーアプリ「Calendar 2」は3日で約21万円の収益を上げたものの、AppleはAppStoreガイドライン違反と認定していたそうです。詳細は以下から。

Calendar 2のアイコン

 現地時間2018年03月12日、ニューヨークのQbixというソフトウエア会社がMac App Storeで販売していた「Calendar 2」というカレンダーアプリに、全ての機能をUnlockするための内部課金機能に加え、仮想通貨MoneroのマイニングをユーザーのMacで行うことで、アプリの全ての機能を利用できるようにするオプションが追加されていたことが発見され、

仮想通貨のマイニング機能を削除したCalendar 2

To our users, including many of you who wrote in to us:
We have REMOVED the option to enable Upgraded Features by crypto-currency mining from Calendar.
The roll-out was buggy and caused many of your computers to mine crypto-currency for a few days. This fixes it.
We would like to apologize to any users who had a bad experience with our last release.
So now, everyone who downloads Calendar or updates to this release will get access to all Upgraded Features free for an entire year! In the next release we will simply unlock those features for everyone who downloaded Calendar thus far.

Mac App Storeのリリースノートより抜粋

Appleが24時間以内にこのアプリを非公開にした事で話題になりましたが、本日、このCalendar 2がv2.6.2へアップデートするとともに、Mac App Storeで再び公開されています

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ガイドライン違反

 Calendar 2の開発者であるGregory Magarshakさんが9to5Macに送ったメッセージによると、Appleはこのアプリを非公開にしたことに対し、App Storeガイドラインのハードウェアの互換性2.4.2に違反していると説明したそうで、

2.4.2 電力を効率的に使用できるようにアプリケーションを設計してください。アプリケーションが急速にバッテリーを消費すること、過度な熱を発生させること、デバイスのリソースに不必要な負荷をかけることがないようにしてください。

App Store審査ガイドライン – Apple Developer

加えてMagarshakさんは、Qbix社は過去7年間でCalendar 2アプリにより約700,000ドル(約7,456万円)の収入を得ており、マイニング機能が追加されたこの3日間では、現在のレートにして約2,000ドル(約21万円)の仮想通貨Moneroをマイニングしたそうで、この収入は今後アプリの改善に利用したいとコメントしたそうです。

Furthermore, Magarshak says that Qbix was able to earn about $2,000 worth of the cryptocurrency Monero during the three-day period that mining was live in the application. For comparison’s sake, Qbix has made around $700,000 from its apps over the last 7 years:

“However we did generate about $2K (current prices) from the mining that occurred in the 3 day period it was live and we plan to use those proceeds towards improving features for our users going forward,” Magarshak said to 9to5Mac.

Calendar 2 made $2K in 3 days mining cryptocurrency, but Apple says it violated Mac App Store guidelines – 9to5Mac

今後

 また、Magarshakさんは今回の騒動をお詫びし、今回の機能は彼を含む数名の人間がIntercoin Inc.という仮想通貨ベースのサービスを始めたことがきっかけで、今後1年はCalendar 2の全ての機能を無料で利用できるようにすると発表しています。

マイニング機能を搭載した旧バージョンのCalendar 2にはマイニング機能を有効にしていなくても、ユーザーのCPUをマイニングに利用する不具合があるため、ユーザーの方はアプリを削除するかアップデートすることをお勧めします。

コメント

  1. 匿名 より:

    カレンダーアプリでそんなに儲かるんだ
    すごいね

  2. 匿名 より:

    端的な解釈をするのなら、
    「他者の、または他国の電力を無断で搾取する行為に等しい」と言えよう

  3. 匿名 より:

    グリッドコンピューティングの威力

  4. 匿名 より:

    そんなに儲かるなら何故自分のリソースだけで掘らないのか。

    そもそも商売とは誰に負担を求めるかを追求する事だが、客からサービスを受ける事はマネタイズ以上の背信だろ。

  5. 匿名 より:

    仮想通貨が続く限りだけど、マイニングウェアっていう新しい有償ソフトの考え方には脱帽だわ
    全機能有効にするには、有償でライセンスを買うか、マイニングに貢献するか・・・

    マイニング広告しかり、世の中頭が回るやつがいるもんだw