システム環境設定のApp Store設定がパスワード無しで変更可能な不具合は「macOS 10.13.2 High Sierra」でのみ再現可能。

macOS High Sierra
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 システム環境設定のApp Storeの設定がパスワード無しで変更可能な不具合は「macOS 10.13.2 High Sierra」でのみ再現可能となっています。詳細は以下から。


 米Meredith Corporationのシステム管理者Eric Holtamさんは現地時間2018年01月08日、macOS 10.13.2 High Sierraのシステム環境設定にある[App Store]の設定パネルが任意のパスワード(又はパスワード無し)でロック解除できることを発見し、AppleおよびOpenRadarで報告しましたが、この不具合はmacOS 10.13.2でのみ再現可能でした。

macOS 10.13 High SierraのApp Storeのシステム環境設定パネルで任意のパスワードを入力

 この不具合はいつから発生していたかを検証するために、保存してある以下のBuildのHigh SierraのVMで追試を行ったことろ、この不具合はmacOS 10.13.2固有のもので、古いHigh Sierraおよび最新のBeta版では再現できない状態でした。

  • macOS High Sierra 10.13 (Build 17A365)
  • macOS High Sierra 10.13追加アップデート (17A405)
  • macOS High Sierra 10.13.1 (17B48)
  • macOS High Sierra 10.13.2 (17C88)
  • macOS High Sierra 10.13.2 追加アップデート (17C205)

 Holtamさんはこの不具合はAppleがHigh Sierraのセキュリティ機能をアップデートしていく中で見落とされた不具合だろうと予想しているようですが、macOS 10.13.1 Build 17B1003より前のHigh Sierraには、この不具合より重大な#iamrootMeltdown/Spectre脆弱性が存在するので、High Sierraユーザーの方は最新のバージョンへアップデートすることをお勧めします。

コメント

  1. 匿名 より:

    もうmacOS 10.14の開発中止してHigh Sierraは10.13.8くらいまで開発し続けろ

  2. 匿名 より:

    これは酷いというほうだな。バグ対応したら新たなバグ産んだという無茶苦茶やんという部類の
    High Sierraは稀に見るダメっぷりだな。春には落ち着くのかなあ

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