SonnetがThunderbolt 3とAMD RX 560を採用したモバイルサイズのeGPU Boxを開発しているそうです。詳細は以下から。
AppleはWWDC 2017でVRやFinal Cut Pro Xなどのグラフィックス支援を行うために次期macOS 10.13 High SierraでeGPUをサポートすると発表し、SonnetのeGPU Box「eGFX Breakaway Box」などを採用したeGPU開発キットを開発者向けに販売していますが、eGFX Breakaway Boxのレビューを公開したArs Technicaによると、SonnetはモバイルサイズのeGPUを同社のeGFXシリーズから発売するため現在開発を行っているそうです。
Interestingly, Sonnet is also working on a smaller eGFX unit that, despite Sonnet’s protests, is more practical for a laptop user going to a LAN party. The small, puck-size prototype contains an MXM version of an AMD RX 560, which is cooled by an active fan. It’s small enough that you can easily carry it around in a backpack alongside your laptop, the only downside being that it does need its own (albeit compact) power supply, rather than drawing all its power from the Thunderbolt 3 connection.
The external graphics dream is real: Sonnet eGFX Breakaway Box reviewed – Ars Technica
ArsによるとSonnetのモバイルeGPU(eGFX) Boxは現在プロトタイプ段階ですが、MXM版のAMD RX 560を搭載しThunderbolt 3での接続をサポートし、その他公開された画像を見る限りではI/OポートはThunderbolt 3 x1ポート, DisplayPort x3ポート, HDMI x1ポートを搭載しているようです(一番右は電源ポート)。
ArsによるとRX 560のeGPU Boxはうまく動作するものの、動作については冷却ファンが五月蝿いことと外部電源が必要なことを指摘し、現在のところベンチマークスコアなどは公開されていませんが、Sonnetは今年後半には値段や新しい情報を公開すると約束してくれたそうなので、macOS 10.13 High SierraでVRがサポートされる2018年春のアップデート頃には販売されるかもしれません。
コメント
さすがに電源はThunderbolt3電力でとはいかないか。