MacBookのMagSafeの様に取り外しが可能なUSB-Cアダプタを様々なメーカーが開発しているそうです。詳細は以下から。
AppleはMacBook (Early 2015)からUSB-C(またはThunderbolt 3)ポートを採用し、MacBookの充電をUSB-PDで行っていますが、それに伴い2006年から採用されてきたコネクタに一定のテンションがかかるとコネクタが外れるMagSafeが廃止されてしましましたが、
The Vergeによると、ここ数ヶ月の間にMagSafeの様な機能を持ったUSB-Cアダプタやドングルを各メーカーが発表し開発資金を募っているそうで、既に発売されている製品を含め以下のアダプタやドングルが公開されています。
Griffin : BreakSafe
アメリカのサードパーティ製メーカーGriffinが2016年に発売したUSB-Cアダプタ&ケーブル。2017年には100W対応タイプ「BreakSafe Hi-Power」が発売されています。
Snapnator.com : Snapnator
カリフォルニア州のSnapnator DesignがKickstarterで資金を募っていたUSB-Cアダプタ。一般的なUSB-Cケーブルを変換可能で、33ドルで発売が開始されています。
Branch USB : MagNeo
カリフォルニア州のBranch USBがKickstarterで資金を募ったUSB-Cアダプタ。2017年01月に資金調達に成功していますが、開発が遅れ5月にプロトタイプが公開されたようです。
Elecjet.com : AnyWatt
一般的なACアダプタのコネクタやMagSafeコネクタをUSB-Cポートへ変換できるアダプタ。2017年07月に資金調達に成功し、09月に出荷予定となっています。
Vinpok : Bolt-S
USB-Cポートに対応した着脱式のUSB-Cアダプタ&ケーブル。29Wおよび61W, 87Wに対応すると主張していますが発売時期などは未定。
MagC : MagC
MagCはMicrosoftのエンジニアKen Yipさんが資金を募っているL型のMagSafeコネクタに似たUSB-Cアダプタで、100WまでのUSB-PDやデータ転送にも対応し、既に目標資金額の8,000ドルを上回る53,00ドルを集めており、2017年12月の出荷を目指しているそうです。
以上のUSB-C to MagSafe変換アダプタやドングルには給電可能なW数の上限やデータ転送可/不可などに差があり、後発の分、現在資金を募っているMagCが多機能のようなので興味のある方はチェックしてみて下さい。
コメント
USB-Cのアダプターと言いつつ端子数の少ないものばかりで不思議に思っていたが、ちゃんと24端子フル装備のものも出るんだね。