NVIDIA公式のMac用Pascalドライバがリリースされた今、Mac Pro (Early 2009)をVR対応マシンにすることは出来るのか?

HTC Viva VRゴーグル Mac Pro
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

 NVIDIA公式のMac用Pascalドライバがリリースされた今、Mac Pro (Early 2009)はVR対応マシンに出来るのか?という記事が公開されています。詳細は以下から。


 NVIDIAは先日、Appleの旧Mac Proをサポートした公式のPascalドライバおよびグラフィックカード「TITAN Xp」を今月中に発売すると発表し、一足先にPascalドライバが公開されていますが、このドライバが公開されたことで「約8年前に発売されたMac Pro (Early 2009)をVR開発やゲーム用マシンにアップグレードできるのか?」という試みを行っている方がいるようです。

I use a 5k iMac for work and am interested in VR production and gaming. Some friends told me to build a dedicated Windows box and others suggested building a Hackintosh, but I was sure there was a better way to get what I wanted.
So I turned a 2009 Mac Pro that I picked up off of eBay for $1300 into a superb professional workstation, gaming, and VR platform, simply by adding an SSD drive and a new video card.

Back to My Mac (Pro) – Medium

 アップグレードにチャレンジしたのはiOS/Macアプリを制作しているBlack PixelのCEO Daniel Pascoさんで、eBayで1,375ドル(約15万円)のMac Pro (Early 2009)を購入し、アメリカでMac用のグラフィックカードを専門で扱っているMacVidCards協力の下、SSDやGPU, OSを以下の通りにアップグレードしたそうで、

  • 2009 Mac Pro (4,1), flashed to 5,1
  • CPU upgraded to 12 cores running at 3.3 GHz.
  • 32GB RAM
  • One 2.5” 480 GB SSD Drive
  • One PCIe Sata 3 card with a 980 GB SSD drive
  • Windows 10
  • macOS Sierra
  • NVIDIA 1080 Ti graphics card

Mac Pro (Early 2009)はmacOS SierraをサポートしていないためFirmwareの書き換えや、GTX 1080 Tiの電源用に6ピン to 8ピンケーブルなどいくつかの手間はかかったものの、HTC Viveを利用し、Steam VR Testで”VR Ready”となるVRマシンまでにアップグレードできたそうなので、Windows/macOSのデュアルブート対応な開発用マシンに興味のある方は以下の記事をチェックしてみてください。

コメント

  1. 匿名 より:

    涙を誘うMac愛だ。

    Ryzen PC買った方がMac Pro最上機より安くてパフォーマンスが高いという悲しい事実。
    Appleはもう少し力入れろと言いたい。

タイトルとURLをコピーしました