Mac用写真編集アプリ「Affinity Photo」が新しいMacBook ProのTouch Barに対応し、Windows版が正式にリリースされています。詳細は以下から。
Mac版
英Serif Labsは現地時間12月08日、Mac App Store Awardなどを受賞しPhotoshopの代行アプリとして人気のMac用写真編集アプリ「Affinity Photo」をv1.5へアップデートし、新しいMacBook ProのTouch Barなどをサポートしたと発表しています。
Affinity Photo v1.5でサポートされたTouch Barからはカラーバランスの調整やツールバーに表示されている機能の選択が可能になっており、Touch Bar以外にもHDR結合や複数の画像からの焦点合成、写真アプリ用の機能拡張、よりスムーズなバッチ処理に、より高速なワークフローなどの新機能が追加されています。
バージョン 1.5.0 の新機能
その他の機能
- 新しいMacBook ProのTouch Barに対応
- フォーカス結合により、多数の画像を別フォーカスで重ねて複雑な合成画像を作成可能
- HDR結合により、多数のブラケット露光画像から深い無制限の32ビット画像を作成
- HDR画像とLDR画像の両方に対応したトーンマッピングペルソナ
- マクロにより、アクションの記録、保存、再生が可能。便利なギャラリーに保存することも可能
- 大量のファイルのキューと処理を一括で処理
- ライブ投影により、正距円筒投影(360度パノラマ)や遠近投影など、や画像を異なる空間で編集可能
- RAW現像ペルソナの機能強化
- テキストスタイル
- モノクロ、カラー、円形、および線形のハーフトーンをサポートするハーフトーンフィルタ
- 数式歪みフィルタにより、カスタムの空間フィルタを作成可能
- ダスト&スクラッチフィルタ
- “Affinity Photoで編集”写真エクステンション
- 新しいカラーピッカーツール
- 複数のドキュメントをまたがって操作できる、クローン/修復ブラシ用の新しいクローンソースパネル
- マルチモニターカラープロファイルのサポート
チャンネルあたり32ビットカラー
- 新しい32ビットRGB編集モード
- 32ビットの無制限画像の完全な複合と編集に新たに対応
- RAWファイルから32ビットドキュメントへの直接の現像に新たに対応。すべてのハイライトとシャドウが保持され、いつでも復元が可能に
- エンドツーエンドのOCIOカラーワークフローに新たに対応
ファイル形式の追加サポート
- マルチレイヤのEXRファイルを含むOpenEXRのアルファ関連付けとプリマルチプリケーションを制御
- HDR(Radiance、RGBE)
- 32ビットのTIFFインポートおよびエクスポート
- レイヤ付きTIFFの相互運用
- ダイレクトPSD書き戻し
- 70以上のRAWカメラ形式を新たにサポート
Windows版
また、Serif LabsはMac版をv1.5へとアップデートすると同時に、既にBeta版を配布していた「Affinity Photo for Windows」を正式にリリースしたと発表しています。
Affinity Photo now on Windows & gets amazing 1.5 update for Mac! Fast, smooth + powerful, buy now with 20% off: https://t.co/BXFNfGFuyw pic.twitter.com/DHySa4nkDj
— Affinity (@MacAffinity) 2016年12月8日
Affinity Photo for WindowsはSerif Labsの公式サイトから購入可能で、現在はリリース記念に伴い通常価格6,000円のAffinity Photo for MacとWindowsを20%OFFの4,800円で販売しているので、興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。
- Mac用の本格的な画像編集ソフトウェア – Affinity Photo
コメント
そしていつの日にか「今後の更新はWindows版を優先します」とアナウンス。
iPad版はどうなってるんだろうか。
iPad版はDesignerとPhotoのどちらも2017年にリリースされる予定だよ