WebKitがベンダープレフィックスからランタイムフラグへの移行を発表しています。詳細は以下から。
WebKitは現地時間2016年4月26日、プレフィックスポリシーをアップデートし、現在CSSなどの新機能に利用しているベンダープレフィックス(接頭語”-webkit-hogehoge”)を廃止し、ランタイムフラグを利用した方法に切替えると発表しています。
WebKit’s new feature policy is to implement experimental features unprefixed, behind a runtime flag. https://t.co/QPJowmObQs
— WebKit (@webkit) 2016年4月26日
Browsers would eventually implement the standard version with no prefix and drop support for the prefixed version. […] Runtime flags allow us to continue to get experimental features into developers’ hands while avoiding the various problems vendor prefixes had.
Chrome(Blink)などは既にランタイムフラグへ移行しており(関連リンク参照)、WebKitも今後は互換性のためにベンダープレフィックスを維持するものの、新機能などはSafari Technology Previewを通してランタイムフラグで提供していくそうです。
関連リンク
- Updating Our Prefixing Policy – WebKit
- Chromeの新エンジンBlink ― Webプラットフォーム篇 – fragmentary
- Blink、新機能に対して新たなベンダープレフィクスを追加しない決定 – 本の虫
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