9.7インチiPad Proの色域の広さを確認できるサイトが公開されています。詳細は以下から。
Appleが2016年3月のスペシャル・イベントで発表した9.7インチiPad ProはiPadとしては初のTrue Toneディスプレイを採用し、周囲の光に合わせてディスプレイの色温度や輝度を調整する機能が搭載されていますが、もう1つ「ハリウッドクラスの色再現力」という言葉を使いそのディスプレイの色域の広さが以前のiPadよりも最大25%広いとアピールしています。
どんな光の下でも、最適な光で照らします。
たくさんの人がiPadをあらゆる場所で使っています。だから新しい9.7インチiPad Proには、True Toneディスプレイを搭載しました。先進的な4チャンネルの環境光センサーを使い、周囲の光に合わせてディスプレイの色と明度を自動的に適応させます。これにより、まるで紙を見ているかのように、より自然に、そして快適に読むことができます。
ハリウッドクラスの色再現力。
9.7インチiPad Proのディスプレイは、デジタル映画業界のものと同じ色空間を使っています。一段と広くなった色域が、以前のiPadのモデルよりも最大25パーセント高い彩度をもたらすので、iPad Proはより鮮やかで、より実際に近い色を、より魅力的に再現できます。
xScopeなどの開発者Craig Hockenberryさんは、AppleがiMac RetinaでDCI-P3の色域をサポートしている事から、9.7インチiPad Proでも同程度の色域の違いを確認できると考えてプロカメラマンJeff Carlsonさんの写真を借り、その違いを確認できるサイトを公開しています。(向かって左上から時計回りにiPad mini 2, 12.9インチiPad Pro, 9.7インチiPad Pro)
I had the same reaction and decided to look at the display in more detail. With the help of some sample wide-gamut images by Jeff Carlson, I decided to dig into the effect DCI-P3 was having on my eye. The result is a web page to compare color gamuts:
このサイトは最新のSafariを搭載したiMac Retina Late 2015および9.7インチiPad Pro以降のデバイスで他のデバイスとの色域の違いを確認でき、astramael.comの例と同じようにsRGBとの違いを比較できるようになっているので、対象のデバイスをお持ちの方は試してみてください。
関連リンク
- Wide Gamut Photos – furbo.org
- Looking at the Future – furbo.org
コメント
各々色温度なりキャリブレーション出来た上で比較するなら分かるけど、そういうことでは無いでしょ。しかもjpeg画像なんかRGB->YCbCr変換で青を1/3の粗さに削ってるのだから、非可逆画像は色域の広さを示すには適切な画像じゃない。(青は255/3=85段階しかないのだ)
比較に使われているmini2も所謂尿液晶のようで、何だかね。