他のアプリから音が出るとiTunesの曲をストップしたり、アプリ別にボリュームを変えられるMac用ユーティリティ「Background Music」がリリースされています。詳細は以下から。
Background Musicはオーストラリアのソフトウェア・エンジニアKyle Neideckさんが開発&公開したMac用ユーティリティアプリで、OS X内のオーディオソースに以下の様な操作を行うことが出来ます。
- Auto-pause music
▶SafariでYouTubeを再生したり、ターミナルからベル音が鳴ったりすると、iTunesなどのミュージックアプリから流れている曲を止める。 - App volumes
▶アプリケーション別にボリュームを変更。 - Recording system audio
▶QuickTimeなどでシステムオーディオの録音。
1.Auto-pause music
Auto-pause musicは、Background Musicのメニューバーアイコンから「Auto-pause iTunes」を有効にすることで動作し、
ミュージックアプリは[Preferences]からiTunes, Spotifiy, VLC, VOXを選択することが可能で、それ以外のアプリから音が鳴り出すとミュージックアプリがポーズ状態になります。
2.App volumes
App volumesはオーディオコントロールを持つアプリのボリュームをアプリ別にコントロールすることが可能で、メニューバーに表示されるアプリのスライダーを調整してボリュームをを一元的にコントロールすることが出来ます。
Background Music has a volume slider for each app running on the system. I mostly use this to boost quiet apps above their normal maximum volume.
kyleneideck/BackgroundMusic: Background Music, an OS X audio utility
3.Recording system audio
Background MusicはSoundflowerやLoopbackの様に仮想オーディオI/Oを作成することが可能で、これを利用しQuickTimeやその他オーディオ録音アプリで「Background Music Device」を選択することでシステムオーディオを録音することが出来ます。
With Background Music running, open QuickTime Player and go File > New Audio Recording… (or movie/screen). Then click the arrow next to the record button that looks like ⌄ and select Background Music Device as the input device.
kyleneideck/BackgroundMusic: Background Music, an OS X audio utility
インストール方法
Background Musicのシステム要件はOS X 10.10 Yosemite以上で、はまだイニシャルリリースされたばかりでバイナリを配布していないため利用してみたい方はGitHubからcloneして”build_and_install.sh”スクリプトを実行してみてください。(*まだbuggyです)
git clone https://github.com/kyleneideck/BackgroundMusic.git cd BackgroundMusic ./build_and_install.sh
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デフォで実装されるべき機能ktkr