Appleが中国本土でのeSIMに対応する「iPhone Air (Model A3518)」の販売に関し、現在規制当局の承認を待っていると発表しています。詳細は以下から。
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Appleが現地時間2025年09月12日より予約販売を開始したA19 Proチップを搭載しiPhone史上最も薄い厚さ5.6mmの「iPhone Air」は、その薄さを実現するために、物理SIMカードスロットを完全に廃止し、eSIM仕様のみになっていますが、

iPhone Air
Appleは同日、このiPhone Airのうち中国本土でeSIMに対応したモデル「A3518」が現在、規制当局の承認待ちで購入できないことを案内しています。

以下のモデルのiPhoneは、中国本土でeSIMに対応しています。
iPhone Air(モデルA3518)*1
その他すべてのiPhoneモデル(中国本土以外で購入されたモデルも含む)には、中国本土の通信事業者のeSIMプロファイルをインストールできません。
1.現在、規制当局の承認待ちです。中国本土でiPhoneでeSIMを使う – Apple
中国用iPhone Airモデル
eSIM仕様のみとなったiPhone AirはモデルA3518のみが、中国本土でアクティベーション可能な唯一のモデルとなっているそうで、規制当局の承認後、China MobileとChina Telecom、China UnicomがiPhone AirのeSIMを提供する予定のため、異なるiPhone Airモデルを持って中国本土に旅行に行く際は注意が必要のようです。

中国本土のiPhone用eSIMについて
- 中国本土におけるiPhone AirのeSIMのサポートはChina Mobile、China Telecom、China Unicomが提供する予定ですが、現時点で規制当局の承認待ちです。通信事業者にお問い合わせの上、対応しているかどうかご確認ください。
- 中国本土でiPhone AirのeSIMをアクティベートするには、中国本土でeSIMに対応しているiPhoneモデルを入手し、ご契約先の通信事業者の店舗にご来店ください。
中国本土でiPhoneでeSIMを使う – Apple
なお、Appleは同社のパーソナルAI「Apple Intelligence」に関しても、Apple Intelligenceに対応したiPhoneやMacであっても、中国本土で購入されたデバイスではApple Intelligenceが利用できず、または中国本土以外で購入されたデバイスであってもApple Accountの国や地域が中国本土に設定されている場合、機能が利用できないと案内しています。

中国本土で購入された対応デバイスでは、Apple Intelligenceの機能は現時点でご利用いただけません。対応デバイスを中国本土以外で購入された場合でも、中国本土にお住まいで、Apple Accountの国/地域が中国本土に設定されている場合、Apple Intelligenceの機能は現時点ではご利用いただけません。
Apple Intelligenceを入手する方法 – Apple
- 中国本土でiPhoneでeSIMを使う – Apple
- Apple Intelligenceを入手する方法 – Apple


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