macOS 15 SequoiaやiOS 18/iPadOS 18では海や雨、小川のせせらぎなど心地よい環境音を再生できるバックグラウンドサウンド機能に「夜」と「たき火」の音が追加されています。詳細は以下から。
Appleは2021年にリリースしたiOS 15/iPadOS 15で、海岸に波が押し寄せる音や雨の降る音、小川のせせらぎなど、いわゆる環境音を利用し、ユーザーの集中力を高めたり、リラックスさせる「バックグラウンドサウンド」機能を追加し、
翌年にはmacOS 13 Venturaにでもこの機能が実装されましたが、2024年09月16日にリリースされた「macOS 15 Sequoia」や「iOS 18/iPadOS 18」では、このバックグラウンドサウンドに「夜」と「たき火」の音が追加されてます。
macOS 15 Sequoiaでバックグラウンドサウンドを利用する
バックグラウンドサウンドはアクセシビリティの機能の1つとして実装されており、macOSではシステム設定アプリの[アクセシビリティ] → [オーディオ] → [バックグラウンドサウンド]をONにします。
不要な雑音を覆い隠すためのバックグラウンドサウンドを再生します。これらのサウンドは、気が散ることを最小限に抑え、集中したり、落ち着いたり、休んだりするときに役立ちます。
バックグラウンドサウンドの説明より
再生される音は[選択]ボタンから選択可能で、Sequoiaでは「バランスの取れたノイズ」と「ブライトノイズ」、「ダークノイズ」、「海」、「雨」、「せせらぎ」の6種類に加え、コオロギなど夜に鳴く虫の声を収めた「夜」と、火によってパチパチと燃える「たき火」の合計8種類の音から選択できます。
iOS 18/iPadOS 18のバックグラウンドサウンド
iOS 18/iPadOS 18では、設定アプリから[アクセシビリティ] → [オーディオとビジュアル] → [バックグラウンドサウンド]でバックグラウンドサウンドをONにすることが出来ます。
なお、バックグラウンドサウンドはAppleが収録した録音データをダウンロードして利用するため、ネットワーク接続と数MB ~ 数十MBのストレージ空き容量が必要となっており、iOS 18/iPadOS 18ではコントロールセンターの[バックグラウンドサウンド]と[聴覚]コントロールから素早くON/OFFを切り替えることが可能です。
コメント