iOS 14/iPadOS 14ではAPFS暗号化ドライブのマウント&ロック解除が可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2017年にリリースした「iOS 10.3/macOS 10.13 High Sierra」以降、Appleデバイスのデフォルトのファイルシステムを既存の「HFS+」からSSDなどのフラッシュストレージに最適化した「APFS」へ徐々に変更していっていますが、2020年09月にリリースされた「iOS 14/iPadOS 14」ではファイルアプリが、このAPFSの暗号化ドライブをサポートしています。
iOS 14/iPadOS 14のiPhoneやiPadに暗号化されたAPFSディスクを接続すると、以下のように、ファイルアプリ上にボリューム名が表示され、[ロックを解除]をタップすることで、APFS保護ボリュームの解除用パスワードを入力、ロックを解除することが可能になっているので、今後は出先に持ち出すストレージをAPFS暗号化ディスクにしてもiOS 14/iPadOS 14のiPhone/iPadでデータを管理できます。
おまけ
iOS/iPadOSはiOS 13/iPadOS 13からAppleのAPFS/HFS+またはMicrosoftのFAT/ExFATでフォーマットされた外部ボリュームへの接続(マウント)をサポートしていますが、iPhoneでは2.5インチHDD/SSDを接続した場合、ストレージに供給される電力が不足し、マウントできない場合があるので、利用される方はLightning-USB3カメラアダプタなどで不足分の電力を補ってやる必要があります。
コメント
安全面は大丈夫なのか?クラウド経由限定にしておいた方が。
外部ドライブのマウントってもう出来てたんだっけ。
どんどんコンピュータっぽくなっていくね。