iOS 11のファイルアプリは削除したファイルが30日間保管された期間中いつでも復元できる「iCloud Drive」ゴミ箱機能を採用しています。詳細は以下から。
Appleが現地時間2017年09月19日に公開した「iOS 11」はmacOSでも馴染み深い「Dock」やFinderのタグを同期できる「ファイルアプリ」を搭載していますが、このファイルアプリは削除したファイルを一時的に保管してくれるいわゆる「ゴミ箱」機能が採用されています。
iOS 10と11のiCloud Drive
AppleはiOS 10まで「iCloud Drive」アプリというiCloudのクラウドストレージとファイルを同期するためのアプリをiOSデバイス向けに提供していましたが、iOS 11では新たにサードパーティのクラウドサービスとも連携できる「ファイルアプリ」に「iCloud Drive」機能が統合されました。
このiOS 10の「iCloud Drive」アプリはファイルを削除しようとするとすぐに
「HOGEHOGEが全てのデバイスでiCloud Driveから完全に削除されます」
という警告が表示され、[iCloud Driveから削除]を選択すると直ぐにiCloud Drive上からファイルが削除されましたが、iOS 11のファイルアプリは一時的に「最近削除した項目」というゴミ箱にファイルが移動し一時的に保存され、ここからさらにファイルを完全に削除していいか問われる(または自動的に削除される)仕様になっています。
復元が可能に
ファイルアプリにゴミ箱が採用されたことで、iOS 11では「iCloud Drive」から削除したファイルを30日間いつでも「復元」する事が可能ですが、すぐに削除する機能も備えているので、気になる方は以下の動画をチェックしてみて下さい。
*動画はHigh Sierraという画像を一度「iCloud Drive」から削除し、ゴミ箱から復元、その後もう削除してゴミ箱から完全に削除するという動作を示しています。
コメント
ios11無駄に便利やね