iOS 14ではオンデバイスの音声認識を利用し、火災警報や車のクラクション、猫や犬、赤ん坊の泣き声が認識されると、iPhoneにユーザー通知を表示することが可能に。

iOS 14のサウンド認識の火災報知器警告 iOS14
iOS 14のサウンド認識の火災報知器警告
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 iOS 14/iPadOS 14ではアクセシビリティ機能の1つとしてオンデバイスの音声認識処理により、火災警報器や車のクラクション、猫や犬の鳴き声、赤ん坊の泣き声を認識しユーザーに通知することが可能になっています。詳細は以下から。

Accessibilityのアイコン

 Appleは現地時間2020年09月16日、iPhoneやiPad向けにiOS 14/iPadOS 14をリリースしましたが、このiOS 14/iPadOS 14ではWWDC20で紹介された新機能とは別に追加のアクセシビリティ機能として、オンデバイスの音声認識処理を利用し、火災報知器やサイレンの音を検出すると、警報を聞き逃してしまう可能性があるユーザーに通知を表示する機能が搭載されています。

iOS 14のサウンド認識の火災報知器警告

 この機能はアクセシビリティに追加された「サウンド認識」という機能で、利用するには設定アプリの[アクセシビリティ] → [サウンド認識]をONにして学習済みデータ(数MB)を入手、[サウンド]から認識したい音声を選択するだけで、その音がiPhone/iPadデバイスやAirPods周辺で聞こえると上記のような通知を表示してくれます。

iOS14のサウンド認識をON

この機能を利用中は音声アシスタントSiriの音声起動「Hey Siri」が利用できなくなります。

 認識できる音声は現在のところ、炎,サイレン,煙の警報音、猫,犬の鳴き声、電気器具,車のクラクション,ドアベル,ドアのノック,水の出しっ放し音、赤ん坊の泣き声で、[サウンド認識]から必要な音だけに通知を出すように設定できるので、耳の不自由な方は試してみてください。

iPadOS 14の警告音通知リスト

コメント

  1. 匿名 より:

    Appleのアクセシビリティ機能開発チームは本当に凄いですね。耳が不自由な人でも目で危険な音に気付けるようになるなんて。

  2. 匿名 より:

    これ、聴覚障碍者に限らず、結構大事な追加機能だとおもう。

    空いてる古い iPhone を電源につなぎっぱなしにして家においておけば、
    ヘッドセットを付けて音楽聞いていても、異変に気付ける。ということだから。

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