OS Xのインストールディスクを簡単に作成できる「DiskMaker X」とOS Xのバージョン関係を備忘録程度にまとめました。詳細は以下から。
昨日ams-cliコマンドを利用したOS Xインストールアプリのダウンロード方法を書いたところ、OS Xのインストールディスクを簡単に作成できるDiskMaker Xはv5.xからcreateinstallmediaコマンドを利用した方法に切替えており、古いOS X 10.7~10.8を作成する場合は旧バージョンを利用しなければならないそうです。
具体的には中間証明書の更新により利用できなくなっているOS X 10.7~10.11のインストールディスクを作成するには以下の通りDiskMaker v3.xとv5.xを併用すれば作成可能で、実際に確認したところmac-cliコマンドとDiskMaker Xを利用してEl Capitan上で全てのインストールディスクを作成可能でした。
DiskMaker X | OS X 10.7 Lion |
OS X 10.8 Mountain Lion |
OS X 10.9 Mavericks |
OS X 10.10 Yosemite |
OS X 10.11 El Capitan |
---|---|---|---|---|---|
v5.0.3 | ☓ | ☓ | ○ | ○ | ○ |
v3.0.4 | ○ | ○ | ○ | ☓ | ☓ |
createinstallmedia | ☓ | ☓ | ○ | ○ | ○ |
旧バージョンのDiskMaker Xも公式サイトからダウンロード可能なので、古いOS Xのインストールディスクが必要な方は利用してみて下さい。(コメント欄でのご指摘ありがとうございます)
コメント
このアプリ、一度起動してしまうとスクリプトが動いているのかどうか不明瞭で不安になりますね。(終了もグレーアウトして受け付けないですし。)
ちなみにOS X Sierra上でEl Capitanのインストールディスクを作成しようとしたらエラーが出ました。(これは自分の環境の問題だと思います。)
また、OS X 10.7~10.8に関しては新しいOS上では作成できないようなのですが、検証されているのでしょうか?(私は10.8のシステムがあったので、そちらでDiskMakerXを使って作成できました。)