MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)にUSB 3やHDMIなど13ポートを増設できるUSB-C Dock「HydraDock」が2016年2月より出荷を開始すると発表しています。詳細は以下から。
HydraDockは今年4月にテネシー州のKickShark, Inc.がKickStarterで開発資金を募集し、1,200以上の支援者から合計80,212ドル(約971万)の資金を集めて製品化が進められていたUSB-C Dockですが、このHydraDockが新たに2016年2月出荷予定のプレオーダーキャンペーンを開始しています。
Today, KickShark, Inc. announces its fully functioning, production ready 13-port HydraDock USB Type C USB 3.1 docking station and hub for the 2015 12 inch Apple MacBook and new Google Pixel laptop. The company has demonstration videos posted and is taking pre-orders now on its HydraDock web site for February shipment to customers.
HydraDock, the first working USB-C USB 3.1 dock and hub | CrowdNukePr
HydraDockは以下の13ポートをMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)やGoogle Pixelなどに増設可能で、初期設計ではサポートされていなかった4K@30Hzや電源供給が可能なUSB-Cボートが新たに加わっています。
- USB-C 3.1 パワー&データ転送ポート 200mm(PCやMacに接続)
- USB-C 3.1 パワー&データ転送ポート:1ポート
- 900mAの電源供給が可能なUSB-A 3.1 (5Gb/s)ポート:4ポート
- 900mAの電源供給が可能なUSB-C 3.1 (5Gb/s)ポート:2ポート
- 4K(3840×2160)@30Hzまでの出力が可能なHDMI v1.4:1ポート
- 4K(3840×2160)@30Hzまでの出力が可能なMini DisplayPort v1.2:1ポート
- Gigabit Enther RJ45:1ポート
- SDXCカードリーダー:1ポート
- 3.5mmステレオ入力:1ポート
小売価格は230ドル(約2万8千円)程度になる予定のようですが、Indiegogoのキャンペーンから申し込むと多少安く購入可能で、KickSharkはこのキャンペーンに合わせて4KディスプレイやUSBメモリ6個を接続するデモ動画を公開しています。
HydraDock With 4k Monitor
We did a test with a Samsung 28-inch 4K/UHD monitor (3840×2160 resolution) to see how the HydraDock would handle it. The video here shows the experiment, and the really cool results.
HydraDock With Six USB-C USB 3.1 Thumb Drives
Here we show attaching four USB 3.1 Type A thumb drives at 5Gb/sec transfer speed, along with two USB-C USB 3.1 thumb drives at 5Gb/sec. transfer speed.
Each plugs in and mounts to the desktop without issue, creating up to 1.5 GigaBytes of external flash storage using six 256GB thumb drives.
関連リンク
コメント
最近のMacは本体から機能を省いてまで薄さにこだわって必要な周辺機器を足していくことでどんどんブサイクになっていくね。
もっとオールインワンを前提にデザインしていってほしい。
MacBook Airも,発売当初は光学ドライブ無いだのポートないだの言われてたが
今は外出して一番多く見るラップトップになってる
製品にはコンセプトがあるわけで,上の製品はMacBookのコンセプトを把握していなかった人のためのもの
というかオールインワンラップトップって,どこぞの日本企業じゃあるまいし
話の尻に乗っかるとAirが世に出る前から俺はAirと全く同じコンセプトのモバイルラップトップ夢見ていた
1kgを切る重さ、A4サイズで高解像度、0スピンドル
お金があればマジで俺が作ってた、それくらいマニアな人々はみんな欲しかったコンセプトなんだよ
B5ラップトップでアドバンテージのあった国内メーカーが何故作れなかったのかとても疑問だし失望した
よーするにAppleのように自分の欲しいものを具象化してプロダクトとする力がないんだよ
今そういう力があるメーカーはITハードに関してはAppleとMicrosoftだけだね
高い。
充電可能でUSBのみタイプで3000円位になって欲しい。
>>3
>B5ラップトップでアドバンテージのあった国内メーカーが何故作れなかったのかとても疑問だし失望した
MacBook Airが評価を得た理由は,薄い軽い速いに加えて,
マウスを使わずとも出先でストレスフリーな操作が可能ということ,つまりタッチシステムの存在が大きい
Appleの開発史を20年ほど辿ると,
PowerBookでは,トラックボールとトラックパッド,パームレストをパソコンに導入した
Newtonでは,PDA市場を作ると同時にタッチ技術も確立した
そしてiPodでは,同容量のカードを買うより安いと言われるまでのフラッシュメモリの量産体制も確立した
この先見性と技術力,資金力なくしてMacBook Airはあり得ない
国内メーカーにアドバンテージなどなかったし,今ですら同等品を作るのは不可能と断言できる
本体の反対側にUSB-typeC1個追加してくれるだけでだいぶ使い勝手良くなるのにね。
※6
次期モデルでは搭載されるんじゃないかな
反対側にも搭載されたら買う予定