iPad ProのCPU「A9X」のGeekbenchスコアはMacBook Air (13-inch, Early 2015)のエントリーモデルと同程度に。

　iPad ProのCPU「A9X」はデュアルコアでGeekbenchスコアはMacBook Air (13-inch, Early 2015)のエントリーモデルと同程度になっているそうです。詳細は以下から。

　先ほどオンラインストアでの販売が開始されたiPad Proですが、既に一部メディアや開発者に配布されており、販売開始とともに開発者のFabienさんがGeekbenchのベンチマークスコアを掲載していたので他のデバイスと比較してみました。

Geekbench

　iPad Proに搭載されているApple A9XプロセッサはiPad Air 2に搭載されているA8Xプロセッサの1.8倍になり、過去1年以内に発売されたノートPCの80%より高速なプロセッサだとAppleのVP Philip Schiller氏がPCを引き合いに出し比較していましたが、

It’s faster than 80% of the processors of portable PCs that were shipped in the last 12 months, and faster than 90% of the graphics of the portable PC shipped

　iPad ProのGeekbenchベンチマークによると、iPad ProのApple A9X CPUはデュアルコア（2cores）で動作周波数は約2.2GHz、RAMは4GBとなっており、そのスコアはiPad Airの約2.2倍となっており、MacBook Air (13-inch, Early 2015)のエントリーモデルやMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)の上位モデルの同程度かそれ以上になっているようです。

　ARMとx86の比較なので一概にどちらが優れているとは言えませんが、AppleはiPhone 6sから初めてLPDDR4を採用しており、iPad Proも「2倍のメモリ幅、2倍のストレージパフォーマンスがある」とされていることから同様のRAMが採用されていると思われるので、ノートPCクラスに近い性能を発揮できると思われます。

関連リンク：

• Primate Labs、Geekbench BrowserにiPhone 6sのGeekbenchスコアを追加
• A9プロセッサを搭載したiPhone 6sのGeekbenchスコアが公開。ベンチマークスコアはMacBook 12インチ Early 2015のエントリーモデルと同程度に

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