MacBook Airなどの薄型ノートPCに接続しても机と干渉しにくい超小型USBストレージ「SanDisk Extreme Fit USB-Cフラッシュドライブ」レビュー。

3.5
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 MacBook Airなどの薄型ノートPCに接続しても机と干渉しにくいUSB-Cドライブ「SanDisk Extreme Fit USB-Cフラッシュドライブ」レビューです。詳細は以下から。

SANDISK Extreme Fit USB-C™

 米Western Digitalは2025年11月、同社のSanDiskブランドからノートPCに挿したままでも持ち運びやすい超コンパクト設計のUSB-Cドライブ「SANDISK Extreme Fit USB-C™フラッシュドライブ (SDCZ530-xxx-G46)」シリーズを発売しましたが、このExtreme Fit USB-C™フラッシュドライブの日本での取扱が開始されたので1つ購入してみました。

SANDISK Extreme Fit USB-C™ Flash Drive

Amazonや家電量販店のWebストアでは商品名が「SanDisk Exteme Fit」と記載されていますが、「SanDisk Extreme Fit USB-C」が正しい表記です。

SanDisk Extreme Fit

 SanDisk Extreme Fit USB-Cは最大データ転送速度5GbpsのUSB 3.2 Gen 1対応のUSBドライブ(USBメモリ)で、パッケージはブリスター包装で取扱説明書などは同梱されておらず、パッケージと購入証明書が5年保証の保証書になります。

SANDISK Extreme Fit USB-C™フラッシュドライブ

 以前レビューしたIO DATAの超小型SSDIODATA SSPJ-UTC (SSPJ-UTC512/E)」と異なる点は、SSPJ-UTCがUSB-Cポート向かって上下対象なのに対し、SanDisk Extreme Fit USB-Cは上下非対称にデザインされている点で、

SANDISK Extreme Fit USB-Cフラッシュドライブ/SDCZ530

これによりMacBook Airなどの薄型ノートPCに接続した際、USB-Cドライブの底面が机に接地/干渉しないようになっており、

SANDISK Extreme Fit USB-C™フラッシュドライブとIODATA SSPJ-UTC

クリックで拡大:SANDISK Extreme Fit USB-C™フラッシュドライブとIODATA SSPJ-UTC

IODATA SSPJ-UTCシリーズはMacBook Airに接続して机の上においてもグラつきはしませんが、机には若干接地してしまいます。

さらにIODATA SSPJ-UTCがケースを付けたままのiPhoneでも使えるようにUSB-Cコネクタ部分を長く設計しているのに対し、SanDisk Extreme FitはノートPCを閉じる際にトップケースにUSBドライブ本体が当たらないよう台形柱型のデザインになっています。

SANDISK Extreme Fit USB-C™フラッシュドライブとIODATA SSPJ-UTC

SANDISK Extreme Fit USB-C™フラッシュドライブとIODATA SSPJ-UTC

ベンチマーク

 AmorphousDiskMarkとBlackmagic Disk Speed Testでのベンチマーク結果は以下の通りで、SANDISK Extreme Fit USB-C™フラッシュドライブはUSB 3.2 Gen 1でシーケンシャルRead値は公称値通り約400MB/sで、シーケンシャルWrite値は190MB/sと、

SANDISK Extreme Fit USB-C™フラッシュドライブのベンチマーク

SANDISK Extreme Fit USB-C™フラッシュドライブのベンチマーク

以前レビューしたHIKSEMI SYNC C PRO MINI PSSDと同じく、シーケンシャルWrite速度が遅いため、iPhone 15 Pro以降で対応するApple ProRes 4K録画用*のストレージとしいては利用できません。

SDCZ530-512G-J46のベンチマーク

*書き込み速度が4K60fpsで220MB/s、4K120fpsで440MB/s以上の外付けストレージデバイスが必要。

 以上の通り、SANDISK Extreme Fit USB-C™フラッシュドライブはIODATA SSPJ-UTCシリーズよりWrite速度が出ないものの、MacBook Airの様な薄型のノートPCでも使いやすく、更に横幅も18.5mmとMacBook AirのUSB-Cポートに接続してもギリギリ横のMagSafeコネクタとUSB-Cポートを塞がない幅なので、データバックアップ用のUSBドライブにはいいと思います。

SANDISK Extreme Fit USB-C™フラッシュドライブ

SANDISK Extreme Fit USB-CフラッシュドライブとMagSafeとUSBメモリ

PV

比較

SANDISK
Extreme Fit USB-C
IODATA
SSPJ-UTC/E
HIKSEMI
HS-USB-S450 U3
BUFFALO
SSD-PSTU3A
外見 SANDISK Extreme Fit USB-C™ IODATA Slim SSD SSPJ-UTC256 HIKSEMI HS-USB-S450 U3 BUFFALO SSD-PST500U3BA/N
接続 USB-C
USB 3.2 Gen 1 (5Gbps)
USB-A
USB 3.2 Gen 2 (10Gbps)
サイズ 約18.5 x 16.0 x 13.7mm
(コネクタ含まず)
約23 x 8.5 x 14mm
(コネクタ含まず)
約10.6 x 20 x 13.5mm 約14.6 x 8 x 28mm
外側に出る幅 約13.6mm 約8.5mm 約13.5mm 約17mm
重さ 約3.0g 約4.0g 約2.8g 約4.5g
容量 64GB
128GB
256GB
512GB
1TB
256GB
512GB
128GB
256GB
512GB
256GB
512GB
価格 9,330円
(512GB)
9,980円
(512GB)
9,980円
(512GB)
12,480円
(512GB)
備考 上下非対称 アクセスLED MIL規格準拠
リンク Amazon.co.jp Amazon.co.jp Amazon.co.jp Amazon.co.jp
*SanDisk Extreme Fit USB-Cフラッシュドライブの512GBモデルは既に売り切れて、次の入荷は2月以降となっています。また1TBモデルは公式ストアでのみの販売です。

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